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2017 9月|広島市安佐南の産婦人科 フジハラレディースクリニック

TEL 082-850-1815
アーカイブ : 2017年 9月

「身の丈に合う」という言葉があります。
これは「衣服などが背丈、体の大きさにぴったり合っている様など」を意味する言葉で、転じて「分相応」という意味でも用いられます。
「身の丈に合った生き方」と言うと、自分自身をよく知り、謙虚さもあり、わきまえた、その人にちょうど合った生き方、ということになり、いい生き方のような感じがしませんか?
確かに、悪い言葉ではありませんが、コーチング的にはちょっと物足りない感じ(*^-^*)
だってそうでしょう。
今まで生きてきて、大体自分はこんな感じ、こんなもんだ、と決めてしまっている訳で、もしかしたら昨日までの自分より、今日からの自分はもっと違うかもしれない。
もっと大きなことができるかもしれないし、もっと元気かもしれないし、もっと輝いているかもしれない。
昨日までの自分を見て、「自分はこんなもんだ」と決めつけて「身の丈に合った生き方」をしていたら、これから上昇できるかもしれない可能性を、そこで止めてしまうかもしれないのです。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」という言葉があります。
これは「欲を出して同時に二つのことをうまくやろうとすると、結局はどちらも失敗する」という例えで、「一つの物事に集中せずあちらこちらに気を取られることへの戒め」の意味で使われることも多いです。
確かに、悪い言葉ではありませんが、やっぱりコーチング的には物足りない(*^-^*)
「一兎だけを追っても一兎も得ない」かもしれませんし、「二兎を追わねば一兎も得ない」かもしれません。
「二兎を追って二兎とも得られる」かもしれませんし、「二兎を追ってたら三兎目も四兎目も得られる」かもしれませんよね。
「身の丈に合った」「二兎を追う者は一兎をも得ず」的な考え方が、全く悪い訳ではありませんが、もしかしたら自分の可能性を狭めていることもあり得る、と思います。
前に、「自分」「私」というパラダイムのお話をしました。
案外、自分が自身のことを一番わかっているつもりで、一番わかっていないかもしれません。
そして、自分の脳が、自分の可能性を一番制限しているかもしれません。
例えば、自分は痛みに弱いタイプだし、前のお産の時も騒いだから今回も騒ぐに決まっている、お産を楽しもう!って言われても私はできる訳ないし、世界で一番幸せなお産なんて無理無理、など。
自分の価値をディスカウントする必要などありませんよ!!
身の丈に合ってなくても、身の程知らずでもいいんです。
二兎も三兎も四兎も五兎も追ってもいいんですよ。
お産の時は、家族全員に立ち会ってもらって、仲の良い友達も呼んで、とんがり帽子を被り、パーティー気分でクラッカー鳴らしたり、くす玉も割ったり、写真撮ったりビデオ撮ったり、赤ちゃんが生まれたら皆でバースデイソング歌ったり(^^♪
全部やっていいんですよ。
何にも遠慮することなんてありません。
コーチングセンスを存分に生かして、思いっきりお産を楽しみましょう!イェイ\(^o^)/
次回もお楽しみに♪


2017.09.17  コーチング

妊婦さんに「遠近感を利用してお産を見てみよう」と言うことがあります。
それはどういう意味かと言いますと、お産が始まった時「陣痛」にばかり意識が集中していると、段々苦しくなってくることがあります。
当院で伝説的なお産をした方で、出産するお母さん自らビデオカメラを手に持ち、股にあてがって赤ちゃんが生まれ出るところを撮影した人がいます。
よくそんな余裕があるなあ、と思う方もおられるでしょうが、この方は陣痛が始まって入院してみて、ちょっと余裕があるからビデオを自ら撮影しながらお産してみようかな、と思ったのではなくて。
陣痛が始まる前から、入院する前から、今回のお産は自らビデオを撮りながらお産してみよう、と決めていたのです。
入院して余裕があったからビデオ撮影したのではなくて、やることを決めていてビデオ撮影を実際にしてみたからこそ、余裕が生まれたのです。
通常は自分のお腹が邪魔して、出産中のお母さんからは赤ちゃんが生まれ出ていくところは見えないのですが、ビデオを撮影中はモニターに映っているので、お母さんも赤ちゃんが出ていくところがリアルタイムに見れるのです。
陣痛があって赤ちゃんが生まれてくれる訳ですから、ビデオを撮っていたって陣痛の強さや痛さがなくなることはありませんが、その強さや痛さよりも、わが子が生まれ出ていくところを見れることの喜びや感激が勝ってしまって、すごく楽しいお産ができてしまうのです。
だから、余裕のある人が余裕のあるお産ができる、のではなくて、余裕を作る人が余裕のあるお産ができるのです。
「集中」と「分散」という対語があります。
物事に集中するのはいいことですが、集中しすぎて周りが見えないことは良くないことです。反対に、周りにばかり気がいってしまって、肝心なことに集中していないのも良くないことです。
例えば、適当な距離を持ってピンポン玉を見たら、ああピンポン玉だな、と大きさも感じも認識できるともいますが、いきなりピンポン玉が目の前直前に現れたら、ああーー!!ってびっくりしてしまうでしょう。
でもそれを離れて見れば、何だピンポン玉か、と思う訳です。
「遠近感を利用してお産を見てみよう」というのは、陣痛ばかりに集中しないで、余裕を持ってお産を見てみよう、ということです。
それは、ビデオカメラで自ら撮影するのでなくても、お産をどう楽しもうかなあ、どう遊んじゃおうかなあ、三角帽子被ってパーティー気分でお産しちゃおうか、赤ちゃん生まれた直後にくす玉割ってバースデイソング歌おうか、などなど、楽しいことを考えたりやってみたりするだけで、余裕は簡単に作れます。
それにストップをかけているのは、あなたの脳ですよ。
パラダイムシフトのお産! 実践しましょう! 楽しみましょう(^^♪


2017.09.10  コーチング