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2018 3月|広島市安佐南の産婦人科 フジハラレディースクリニック

TEL 082-850-1815
アーカイブ : 2018年 3月

以前、『いいお産のための3つのコツ』として、「呼吸」「返事・会話」「笑顔」というお話をしました。
陣痛がだんだん強くなっていって、アップセットしてしまった(落ち着かず取り乱してしまった)時に、目も閉じて殻の中にこもり、口も閉じて黙り込んでしまっては、ますます落ち着けません。
でもその時に、ハイ!と返事をするだけでも、アップセットから降りられる、舞い上がった状態から着地(グラウンディング)できるのです。
ハイ!の返事の後、普通に会話を続けたら、どんどん平静になっていけるのです。
簡単で便利で、イイでしょう😁
そのことを、外来で妊婦さんによくお話をするのですが、そんな会話の中で、ほとんど返事をされない方もいらっしゃいます。
家庭でのしつけや学校での教育の中で、返事ぐらい自然と身につきそうな気もしますが、そうでもない方がおられるのですね。
私なんかは、子どもの頃から、級長や学級委員長やったり、科学作品展(理科研究)、読書感想文で表彰されることも多く、弁論大会にも出たりして(←別に自慢じゃないです)、返事をしたり人前で喋ることにも慣らされていきましたし、大学生の時に所属していた音楽部も返事や挨拶や上下関係に普通に厳しいクラブでしたから、返事はきちんとする、というよりむしろ、返事をしない方が気持ち悪いくらいの感じです。
普段からあまり返事をしないおとなしい感じの人が、陣痛が始まってから、急にハキハキと返事をし始めることはないので、そういう方には、外来の妊婦健診の時から、よく話しかけて、なるべくその方の返事や会話を引き出すようにしています。
以前、『ジェームズ・ランゲ説』と『βエンドルフィン』のところでもお話したのですが、最初は形から入って、作り笑顔で始めても、それを続けていくと、心も動いていき、嬉しく楽しくなっていきます。
そして、笑っていると、それがめっちゃ笑っていればいるほど、脳からβエンドルフィンという神経伝達物質が分泌され、その物質がモルヒネの6.5倍の鎮痛効果があるので、どんどん楽になっていくのです。
だから、お産の時も、ずっとニコニコ笑っている方がラクで楽しくなるのですが、これも先程の返事と同様、普段からあまり笑わない方がいらっしゃいます。
単なる習慣や癖かもしれませんし、人前で笑えない、ことにつながるインナーチャイルド(内なる子ども、潜在意識の中にある幼少期のネガティブな感情)みたいなものがあるのかもしれません。
それを探究していくには、ヒプノセラピーなどする必要もあるかもしれませんが、今日のところはそれはちょっと置いておきまして。
普段あまり笑わない妊婦さんが、陣痛が始まってから急によく笑うようにはならないので、そういう方には、外来の妊婦健診の時から、よく話しかけて、笑顔を促すようにしています。
一気には無理なので、まずは「ニコニコ笑ってお産すると、お産がラクなんだよ~😊」というところから始めて。
その次の健診では、「陣痛が始まったら顔がこわばって、笑えなくなることも多いから、毎日鏡を見て、口角をアップして笑う練習してみてね~😉」
その次の健診では「毎日鏡を見て笑う練習してる?」
陣痛が始まって入院された時には「今日も笑う練習してきた?」
など、なるべく笑顔についての話題を振って、笑うことの大切さを忘れないようにしてもらい、笑う習慣作りを推し進めるようにしています。
そういう風にしていると、「お産の時笑っていなかったら、『笑顔を忘れてるぞ!笑って笑って!』って言ってあげるからね!」という会話になり、その時にご本人から「お願いします!」という返答をもらえれば、大体うまくいくと思います。
実際にこのやり方で、うまくいったケースもあります。
三宅マリさんのご著書『運命の脚本の書きかえ方』(幻冬舎)の中に、『口角アップキャンペーン』というのが載っていました。
『口角アップキャンペーン!』
お産のコーチである産科医の皆さん、是非実践してみてくださいね


2018.03.26  コーチング

4月22日(日)10:00~12:00にフジハラレディースクリニックにて、『フジハラ体験FAIR』を開催します!
参加費は無料です。
フジハラで出産した人たち、皆楽しそうだから、私も今度妊娠したらフジハラに通院して「つぐお式出産」してみたい!
でも、今まだ妊娠していないし、通えないし。。
というあなた!
フジハラをコンパクトに体験してみませんか?
内容は、分娩室および入院するお部屋の見学、当院で出産された方の出産シーンのDVDの供覧、マクロビランチ試食会、当院で出産されたフジハラママさんたちとのお喋り会、帰りにはレトワールフリヨンのお土産付きです🍞
スゴイでしょう~🤗
今回の参加募集人数は10名様です!
ご夫婦またお友達同士で是非どうぞ~!
と、ここで、実はお詫びです。
今回初めての企画、ということもあり、私の周囲の方々に、こういう企画やろうと思うんだけど、どう思う?的な相談をしたところ、なんと既に8名の方の予約が入ってしまいました。
おお、私は総理大臣です、じゃなかった、I’m Sorry🤣
なので、告知しているのに、あと2名だけの受付でございます。
申し訳ございません。
先着2名までの枠なのですが、ご希望の方がございましたら、私まで、または木曜日・日曜日・祝日以外の日に、フジハラレディースクリニック受付(082-850-1815)まで、お申し込みくださいませ。
この企画は、定期的にやっていく予定ですので、今回がダメでも、次回がありますので、どうぞよろしくお願いいたします😁
(宣伝用の写真は、私の本やHPからの転載です。写ってくれている皆様、いつも使わせてもらって、ありがとうございます(*^^*))


2018.03.21  イベント

 

今日は母親学級後期でした🐣

いいお産に向けてブレインストーミング!
「『陣痛』を楽しくなるようなネーミングに変えて」
「自分のお産を『何をして』楽しみますか?」
の講義を行いました🤗

こんな格好でね


2018.03.20  blog

前回、「探究」のススメ、についてお話しました。
誤解のないように付け加えますが、頭でっかちなお産をしよう、という意味ではありません。
言うまでもなく、生命が誕生する瞬間ですので、「頭で考えるお産」ではなくて、「心で感じるお産」を体験してもらいたいと思っています。
「お産は怖い!痛い!」という先入観やイメージを煽られて、現実を見ようとせず、頭の中だけで「怖い」「痛い」という思考が膨らんでいるだけでは、絶対にうまくいきません。
きちんと「探究」していく方が、変な先入観やイメージを払拭できて、お産の素敵さや楽しさをちゃんと味わえますよ、ということを申し上げているのです。
そして、この『お産とコーチング』のシリーズは、分娩される方にも読んでいただきたい気持ちはありますが、それよりも、お産のコーチである産科医療者とりわけ産科医に読んでもらいたくて、書いております。
シンプルなことです。
お産の本来持っている素晴らしさや楽しさを伝えよう、わかってもらおうと色々考え実践できる、その「立場を取る」中心は、産科医以外にはないからです。
産科医がこのことを考えなくてどうする!! 誰が考えるんだ!!
なので、主に「探究」していくのは、妊婦さんではなくて、産科医の務めです😁
さて、前回、「陣痛」「分娩」の言葉の意味や成り立ちを探究してみましたが、それは、陣痛を「陣痛」と呼ぶから、余計に「お産は怖い!痛い!」と煽っているのではないか?と考えたことから、始めたことでした。
当院では、以前その発想から『陣痛ワクワク大作戦!』というのをやってみました。
これは、陣痛を「陣痛」という呼び名をやめて、「ワクワク」という名前で呼んでみる、というものです。
例えば、
「〇〇時からワクワクが10分毎に始まりました!」
「今ワクワクが5分毎で来ています!」
みたいな使い方です。
この方が、陣痛のある時間を、ちょっとでもラクに過ごせるような気がしませんか?
以前、筑波大学名誉教授の村上和雄先生にフジハラレディースクリニックでご講演いただきました。
村上先生は、「ヒトは、心の状態によって自らの遺伝子をオン/オフできる。『笑い』や『利他行動』など『よいストレス』により、遺伝子のスイッチをオンにすれば、病気が快方に向かったり、よりよく生きられる。」と仰っています。
村上先生のご著書の中の文章を引用してみますと
(引用始まり)
日本人の死因のトップに来ている「がん」。この前を変えてみたらどうかと、産婦人科医で「日本笑い学会」副会長の昇幹夫先生がおっしゃっていました。
「癌」では名前があまりに悪い。いっそ「ポン」にしたらどうだろうか、と。
不謹慎だと言われるかもしれませんが、この話は大真面目です。「肝臓ポン」だと、そこにはなぜか深刻さがあまりなくなってきます。
なんだか自分で治せるような気がしてきませんか?実際に、がんだって生き方や考え方を変えることで、遺伝子のスイッチがオンになり、治っていくケースがあるのです。
しかもがんだけは、なぜか「告知」という言葉が使われます。他の病気ではあまり告知なんて言いません。そんなふうに言われると、まるで、何か動かしがたいものを与えられたかのようになってしまいます。
ですから、もう告知なんていう言い方はせずに「お知らせ」にすればいいのです。がんは「ポン」で、告知は「お知らせ」。たったこれだけでも重苦しいものが吹き飛びます。
たかが言葉ですが、言葉を変えることは、考え方、ひいては生き方を変えることにつながります。そうして生き方を変えれば、自分の中の眠っている力を呼び起こすことができ、自分を信じる力だってわいてくるはずです。
(引用終わり)
という訳で、『陣痛ワクワク大作戦!』と題して、「陣痛」に代わるラクに楽しめそうなネーミングを、ブレインストーミングでどんどんあげてみましょう! よ~いスタート!
「ワクワク」「ハッピー」「ラッキー」「ウキウキ」「波動」「感謝」「ありがとう」「サンキュー」「幸せ」「ラクラク」「歓び」「誕生」「生まれる」「感激」「パワー」「エネルギー」「ウェーブ」「元気」「たこ焼き」「アイスクリーム」「チョコバナナサンデー」etc.etc.
「たこ焼き」?「チョコバナナサンデー」?と思われるかもしれませんが、ラクに楽しめそうなネーミングを考える時に、陣痛っぽいもの、にこだわる必要はありません。
「『たこ焼き』が10分毎に始まりました!」
「今『チョコバナナサンデー』が5分毎で来ています!」
でも、いいではありませんか?
そういう考えもあって、当院では「陣痛室」とは呼ばずに、「分娩待機室」としています。
逆に、これを
「鼻から西瓜部屋」「痛みと闘う部屋」「地獄部屋」「拷問部屋」etc.etc.
と呼んだら、かなりキツイ感じでしょう。(呼ぶ訳ないんですけどね(*^-^*))
「分娩室」もブレインストーミングしてみると
「スルスルすっぽん部屋」「幸せ部屋」「愛と光の部屋」「天使ちゃんが生まれる部屋」「誕生室」「産声室」「産んでくれてありがとう部屋」「生まれてくれてありがとう部屋」「ハッピー部屋」「ラッキー部屋」「ブラボー部屋」「イェイ部屋」「万歳部屋」「やったー!部屋」「楽しむ部屋」「歓喜最幸室」etc.etc.
何でもありでしょう(*^^*)
呼称を変えてみただけで、ラクに楽しく産めて、満足できて幸せを感じられて、一生の思い出になるなら、こんな素敵なことはないでしょう。
あなたもやってみましょう! 『陣痛ワクワク大作戦!』


2018.03.18  コーチング

私の本『世界で一番幸せなお産をしよう!』を
タレントの北川えりさんが『出産前に読んだら良い本』として
紹介してくださいました\(^o^)/
えりさん、ありがとうございます(*^^*)

北川えりさんのブログはこちら


2018.03.16  blog

フジハラレディースクリニックでは、怖くない!痛くない!笑顔の『つぐお式出産』を実践しています🤣
世の中の多くの妊婦さんたちは「お産は怖い!痛い!」というイメージや先入観を持っています。
実際にお産を経験した人も、ですが、お産を一回も経験したことない人まで、そう思っています。
それはなぜか?
実際にお産した人から「鼻から吸い出すほど痛かったよ~!」「死ぬかと思った!」という、「言葉」の煽りによる恐怖心を植え付けられたり。
テレビドラマや映画などのお産の時の、騒いだり痛がったりする演技による、「視覚」の煽りによる恐怖感を刷り込まれたり。
するからだと思います。
もちろんそれらに、これからお産する人を無理矢理怖がらせよう、という悪意は全くないと思います。
ただ、お産について、聴いただけの人も、実際経験した人も、「お産は怖い!痛い!」という共通の認識が出来上がっていたなら、何の悪気もなく、誰でもそのように言ったり、テレビや映画を作ったりするでしょう。
それがあるから、余計に煽られているでしょうし、それがまた延々と継代されていくだろうと思います。
実際にお産した人からすれば、「何言ってるの?痛いものは痛いでしょ!本当に死ぬほど痛かったんだから!」と怒られるかもしれませんが、そういう方も初めてお産をする前は、「お産は怖い!痛い!」という植え付け・刷り込みをされていることが多いでしょうから、もしも事前にそういうことが全くなかったなら、あるいは、もっと楽で楽しいイメージの植え付け・刷り込みをされていたなら、実際のお産も、もっと違ったものになったかもしれません。
現に、フジハラレディースクリニックで実際に出産された方の「お産楽しかったよ♪」「全然痛くなかったよ♪」という「言葉」を直接聴いて、「私もそういうお産をしたい!」と思って、妊娠してから当院を選んで受診される方も多いですし。
お姉さんや妹さん、あるいはお友達で、ニコニコ笑顔の『つぐお式出産』に立ち会って、「視覚」として直接見て実感して、「私もここで笑顔のお産したい!」と言って、当院を選んでやって来る方も多いです。
これから、「日本中にいいお産を広めて日本を幸せに元気に」していくためには、当院で実践しているようなニコニコ笑顔のお産を作り広め、実際の経験者の声としての「お産は怖くないよ!楽しいよ!」という「言葉」と、ニコニコ笑顔のお産に多くの人に直接立ち会ってもらったり、映像を観てもらったりして受ける「視覚」の両面から、日本のお産を変えていく必要がありますね。
ということで、今日は、当院の母親学級でも供覧している、実際に当院で出産された方の映像を付けております。
どうぞご覧になってください🤗
また、少し違う角度から、「言葉」による「お産は怖い!痛い!」というイメージ・先入観というものを考えてみますと。
そもそも、陣痛は、なぜ「陣痛」というネーミングなんだ?
「痛」という字が入っているから、余計に恐怖心を煽っているのでは?「陣痛」の「陣」って何?
そしてさらに、お産は、なぜ「分娩」って呼ぶんだ?
「分娩」の「娩」って何? と、???が広がっていきます。
「お産って、皆が言うから、怖いんだろうな~、痛いんだろうな~、どうしよう~」などと、頭の中で、ぐるぐる思案しているだけでは、現実的ではなく、建設的でもありません。
「たんきゅう」が必要です。
この場合、コーチング的には、単に、探し求める「探求」よりも、深く、探り究めていく「探究」の方が合っています。
調べてみますと。
「分娩」は、「分」と「娩」から成り立ちます。
「娩」は、「女」偏に「免」です。「女」は「両手をしなやかに重ね、ひざまずく女性」を表す象形文字、 「免」は「開かれた股から新生児が生まれ出る」様子の象形文字だそうで、つまり「女が子を産む」という意味の漢字です。
「分」は「分ける・分かれる」という意味ですから、「分娩」とは、「お母さんが、お腹の中にいて一緒になっていた赤ちゃんを、分けて、産む」という意味になると思います。
だから、お産を「分娩」と呼ぶし、赤ちゃんを産む場所を「分娩室」と呼びます。
「陣痛」の「陣」は、色々な意味がありますが、ここで用いられるのは、「ひとしきり」「にわかに」という意味です。「ひとしきり」とは「しばらくの間盛んに続くさま」、「にわかに」は「突然に・急に」という意味です。
ということは、「陣痛」とは「急に始まって、しばらくの間盛んに続く痛み」という意味になりますね。
つまり、分娩のために急に起こり、盛んに続く痛みを「陣痛」と呼び、分娩室に移動する前に、陣痛を感じながら過ごしている場所を一般的に「陣痛室」と呼びます。
ここまで見ていくと、「陣痛」も「分娩」も、言葉の意味や成り立ちがよくわかりますね。
「分娩」はまだともかく、「陣痛」は、やはり、その「痛み」に焦点をあてて作られた言葉ですので、そのネーミングの変更を検討していくことから、考えていく必要がありそうです。
今日は、実際にいい意味でのいいお産をやっていくために、「お産は怖い!痛い!」という先入観やイメージを、どうやって取り除いていけるか、ということを大真面目に考え、ここまで「探究」してきました。
もちろん、この論の展開には、まだ先があります。
続きは次回に~☺️

 

実際に当院でお産をされた方の映像はこちら


2018.03.15  コーチング

私が執筆した本のタイトルでもあります『世界で一番幸せなお産をしよう!』
この言葉を、私は妊婦さんによく言っております。
そうすると、
「ハイ世界で一番幸せなお産をします!がんばります!」
(ちなみに私は、「頑張る」よりも、当て字ですが「顔晴る」を推奨しています😊)
と言う人も大勢いますが、中には、
「いえいえ私なんて」とか「私は普通でいいです」
という、やや消極的な返答をされることもあります。
そういうのを聴くと、私はちょっともったいないなぁと思ってしまいます。
赤ちゃんは、お父さんお母さんを選んでやってきます。世界中のどこを選んでも良かったのだけれど、そのお父さんお母さんが大好きで、そんな二人の間に生まれたくて、その家の子どもに生まれたくて、世界で一番だと思ってやってくるのです。
そんな赤ちゃんに対して、お母さんが世界で一番のお産で応えてあげようとして、何がいけないのでしょう。
遠慮は無用です。
日本には、「謙遜」や「謙譲」という美徳があります。
日本人ならでは、とも言うべき、美しい態度であり、文化だと思います。
「お美しい方ですね」
「あなたの作った作品は素晴らしいですね」
「字がお綺麗ですね」
などと言われた時に、
「いえいえ、そんな大したことないです」
「私なんて全然ですよ」
という謙虚さは、奥ゆかしく、上品な感じもします。
人によっては、
「そうでしょう!」「私ってスゴイでしょう!」
と返しても良さそうなものですが、何となく、品性が下がったり、図々しく思われたりするかもしれません。
難しいものですね。
しかし、この美徳とされる謙虚さも、度が過ぎると、自分を卑下することにつながってしまうこともあります。
もしかしたら、自分で上げた立派な成果を、自分で認められなくなってしまうかもしれません。
当院の正式名称は、「医療法人つぐお会フジハラレディースクリニック」です。
「つぐお会」の命名は、私の妻によるもので、そのコンセプトとしては、「自分大好きでいようよ!」ということ。
自分を愛せなかったら、他人も愛せない。
自分の家族を愛せなかったら、他の家族も愛せない。
日本を愛せなかったら、外国を愛せない。
だから、まず自分を好きでいること、自分を愛すること、ここから始めよう、というものです。
コーチング的に言う「ディスカウント」とは、商品の「値引き」の話ではなく、「自分で自分の価値を割り引くこと」です。
「謙遜」「謙譲」の持つ美徳さと「ディスカウント」は、似て非なるもの、全く別のものです。
人間は、本心では他人に認められたい、と思っているにもかかわらず、一番認めていないのが、当の自分自身だったり、ということもよくあります。
「ディスカウント」は、欲しい結果を得る妨げとなったり、次なるステージに進むのを邪魔したりもします。
自らを過大評価して、自惚れたり、天狗になったりするのは良くありませんが、かと言って、わざわざ過小評価することもないでしょう。
自分大好きな心を持って、自分で自分を認めて、ディスカウントせず、前に進んでいきましょう


2018.03.08  コーチング

分娩の予定日は、一般的には妊娠初期の超音波検査の赤ちゃんの大きさで決定します。

赤ちゃんが生まれる正期産の時期は、分娩予定日の3週間前の妊娠37周0日から、分娩予定日の1週間と6日後の41週6日まで、です。

つまり赤ちゃんは、この5週間の間の一番生まれたい日、一番生まれるべき日に、生まれてくるのです。

「誕生日別の占いの本」が成り立っているように、人は何月何日に生まれるかによって、将来の人生や職業なども異なります。

出産前のお母さんは、分娩予定日が近づいたり、分娩予定日が過ぎたりすると、お腹の中の赤ちゃんに向かって「早く生まれてきて!」と言われることも多いです。

赤ちゃんに早く会いたい、というお気持ちは十分にわかりますが、赤ちゃんには生まれたい日がある、生まれるべき日がある、その赤ちゃんの気持ちを尊重して、「お母さんはいつでも大丈夫よ」「あなたが生まれたい日でいいからね」とお腹に話しかけてあげる方が、より良いですね。

禅の言葉に『啐啄(そつたく)同時』というのがあります。

卵の中の雛鳥が殻を破って生まれ出ようとする時、雛が内側から殻をコツコツとつつくことを「啐」、ちょうどその時、親鳥が外から殻をコツコツとつつくのを「啄」と言います。この「啐」と「啄」によって、殻が破れて雛が無事誕生します。

両方が一致して雛が生まれる「機を得て両者愛応じる得難い好機」のことを「啐啄同時」と言います。親鳥の「啄」が一瞬でも誤ると、中の雛鳥の命にも関わる、早くてもいけない、遅くてもいけない、啐啄は同時でなければならないのです。絶妙のタイミング、という訳ですね。

機縁とは、自ずと訪れてくるものであって、作ろうとしても作れるものでもありません。機縁とは熟するもので、その時こそが「啐」の時であり、「啄」の時です。

禅門では、弟子の修業が円熟していることに気づいて、師僧が悟りの機会を与えてあげる。これは、師僧の教えに応じられる境地に弟子が至っていなければダメですし、師僧も弟子と意気投合して、間に髪を入れない機に教えを与えなければならないのです。

このようなことは、難しい禅門の話を出すまでもなく、日常の親子の会話や光景にも見られます。

例えば、小さなお子さんが初めて見る現象、それは美しい花や紅葉、噴水や川の流れでもいいでしょう。

お子さんが「わあ、お母さんすごいね!綺麗だね!」と興奮して喋っている時に、お母さんがスマホをいじっていたりして、お子さんの声にジャストのタイミングで反応できていなかったとしましょう。

お子さんは、がっかりしてしまい、もしかしたら、大げさな話ではなく、そのことがきっかけで、そのお子さんの将来に多大な影響を与えてしまうかもしれません。

「啐啄」は「同時」が大切ですね

話をお産に戻しましょう。

分娩予定日が近づいたり、過ぎたりしても、お母さんは「あなたが生まれたい日でいいからね」と、お腹の赤ちゃんに話しかけてあげて。

周りの雑音は気にせず、お腹の中の赤ちゃんだけを見つめて、生まれてくる赤ちゃんの命を信じて、赤ちゃんの気持ちを尊重して、十分に「啐」の時を待ってあげてください

きっと素敵な「啄」の時を迎えられると思います

今日は『啐啄同時』をご紹介しました(*^^*)


2018.03.05  コーチング