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ブログ Page 10|広島市安佐南の産婦人科 フジハラレディースクリニック

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前回、出産するお母さんは「産むこと」に立場を取って、私たち産科医やスタッフは「サポートすること」に立場を取って、というお話をしました。
この「立場を取る」というのを、少々堅苦しく感じられた方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今日は、補足も兼ねてお話を続けましょう。
「立場を取る」というのは、ただ「立場を取る」だけ、です。
「腹をくくる」とか「覚悟を決める」という重々しさはありません。
「やる!」とか「する!」という、気負いもありません。
もちろん「やれ!」とか「しろ!」と命令されるものでもなく、ましてや「やらねばならない」「せねばならない」という義務や強迫観念もありません。
「立場を取る」というのは、もっと軽やかなものです(^_^)
ただ「立場を取る」だけ、です。
コミュニケーションの中のコーチングのセンスとして重要なものに、相手の話を「ただ受け取る」というのがあります。
相手の話をただ受け取る、とは、話の裏を読んだり、勝手に頭の中で修飾しながら聴くのではなく、もちろん自分の意見を差し挟むこともなく、ただ、シンプルに、素直に、受け取る。
「受け取る」についてのお話は、機会があればまたさせていただきますが、本日のテーマは、この「ただ」のセンス。
当院で出産された初産婦さんで、こういうエピソードがあります。
陣痛があって入院された時に、私は「お産は落ち着いてやれば大丈夫だから」とお話しました。
そして実際、すごく落ち着いてお産を終えられたお母さんに、私から「よく落ち着いてお産できましたね」とお声をかけたところ、その方は
「入院した時に、先生から『落ち着いてやれば大丈夫』と言われて、そうか、落ち着いてやれば大丈夫なんだ、と思って、落ち着いてやってみました。そうしたら大丈夫でした。ありがとうございました。」
と言われました。
この会話の中には、ほとんど「落ち着いて」と「大丈夫」しか出てきません。
いたってシンプルです。
この方は、私の話を、ただ受け取り、ただ実践しただけです。
もしもそうでなくて、「陣痛があるから落ち着ける訳ないじゃないですか!」とか「それができるなら苦労はしません!」などと言ったり思ったりしていたら、落ち着いて満足のいくお産はできなかったことでしょう。
この「ただ」のセンス。
すごいと思いませんか? かなりパワフルでしょう。
お産するお母さんからすると、例えば
お産を「ただ」落ち着いてやってみる
楽しんでみる
笑顔でやってみる
遊んでみる
幸せに感じる
喜ぶ
頭で考え過ぎずに、心で感じながら、「ただ」立場を取り、やってみてください。
この「ただ」というのは、無駄をそぎ落とし、シンプルに生きる「禅」の考え方と同じですね。
次回もお楽しみに(*^^*)


 

2017.03.19  コーチング

コーチングのセンスの中の重要なものに「立場を取る」というものがあります。
「立場を取る」とは、「何かを自分事として取り組むこと」です。
赤ちゃんを「産む」主役は、お母さんです。
「産む」主役は、私たち産科医やスタッフではありません。
ましてや「産む」主役は、「陣痛」でもありません。
「産む」主役は、紛れもなくお母さんです。
そんなの当たり前じゃないか、と思われることでしょう。
「つぐお式出産」で「産む」お母さんは、分娩進行中陣痛がある時も、ニコニコ笑顔で出産され、赤ちゃんが生まれ出た直後も、ああ楽しかった!先生次のお産もよろしくお願いします!と言われることも多いです。
確かに、「産む」主役はお母さん、と実感できます。
しかし、世間一般的によく見られるように、お産の時、わあわあぎゃあぎゃあ大騒ぎしたり、痛い痛い!と叫んだりして、自分を見失っているような状態になってしまった時。
「産む」主役は、お母さんであることに変わりはないはずなのですが、当のお母さんは、心から本当にそのように思えるか。
「産んだ」というより「産ませてもらった」感が強ければ、主役は「産科医」や「陣痛」だったんじゃないか、と思われるかもしれません。
出産されるお母さんには、「産むこと」にきちんと立場を取ってほしいと思います。
そんなの当たり前じゃないか、と再度思われることでしょう。
でもまずは、そこが一番大切です。
お産とは、「誰かに産ませてもらうもの」ではなくて、「お母さんが産むもの」です。
強い気持ちで臨みましょう。
でも気負うことも恐れることも必要ありません。
軽い気持ちで大丈夫です(^_^)
コーチングの「立場を取る」とは、誰かに強制されるものではなく、「ねばならない」というノルマや窮屈さはありません。
「立場を取る」ことの本質は、自らの意思で自由に軽やかに選択している、ことです。
うまくいかなくても誰からも責められませんし、うまくいったら達成感を感じられます。
私は、お産に関しては、「産む」主役はお母さん、「生まれる」主役は赤ちゃん、「応援する」主役はご家族、「サポートする」主役は私たち産科医とスタッフ、だと思っています。
お母さんには「産むこと」にきちんと立場を取ってほしい、と言いましたが、私自身は「サポートすること」に徹底して立場を取っています。
「主役」は「主人公」とも言い換えられます。
「主人公」の語源は、禅に由来するもので、「自らが、自らとして生きること」という意味があります。
出産するお母さんには、自ら「産むこと」に立場を取って、「産むこと」に生きてほしい、と思います。
頑張らなくていいです。 顔晴りましょう!
次回もどうぞお楽しみに(*^^*)

2017.03.15  コーチング

ニュートラルにそのものを感じる。そのものを楽しむ。
前回、そのようにお話しました。
禅の言葉に「喫茶喫飯(きっさきっぱん)」というものがあります。
これは
お茶を飲んでいる時には、ただ飲むことだけに心を集中させる。ご飯を食べる時には、食べることだけに集中する。まさにお茶と自分を一体化させるがごとく、今という瞬間に没頭すること。
という意味です。
まさにこれは、禅の原点である考え方です。
少し話はそれますが、「集中する」という言葉がありましたが、「集中」の反対は「分散」です。「集中」が良くて「分散」が悪い、ということはありません。一点にばかり集中して周りに目がいかないのもいけないし、かと言って周りにばかり目がいって肝心なものを見ていなければそれもダメですし。その中間のバランスがいいですね。
ですので、私流に「喫茶喫飯」の説明を言い換えると、「お茶を飲む時はお茶を楽しむ。ご飯を食べる時はご飯を楽しむ。」つまり「そのものを楽しむ」ということになるでしょう。
ニュートラルの考えと似ているでしょう。
そうなんです。「コーチング」と「禅」は非常に似ているところが多いんです。
分娩予定日が近づいたり過ぎたりしてもまだお産にならないお母さんによく質問されることがあります。
「赤ちゃんが早く生まれるために、頑張って歩いた方がいいですか?」
私は、そういう時にはこうお話しています。
歩いても歩かなくてもどちらでもいいですよ。
赤ちゃんが生まれる日は一日でも違うと将来就く職業や人生までも違ってきます。
それは生まれる日によって左右させられているのではなくて、その人がいつ生まれ、どういう人生をたどるかというのは、そもそも決まっているものなのでしょう。
赤ちゃん自身も、世界中を見渡してこのお父さんお母さんのところに生まれたい!と思って選んでやって来てくれて、今日お父さんお母さんに会いたい!と思ってその日に生まれてくれるものです。
「赤ちゃんが早く生まれるために歩く」のではなくて、「お散歩そのものを楽しみたいから、赤ちゃんと一緒に歩いてみる」でいいんじゃないでしょうか。
仮に、昨日お母さんが5時間歩き続けて、今日赤ちゃんが生まれたとしましょう。
そうなると、ああ昨日一杯歩いたから今日生まれたんだ、と思うかもしれないけど、昨日全く歩かなかった自分を経験していないから、本当に昨日歩いたから今日生まれたかどうかはわからないでしょう。
〇〇のために△△する、というのじゃなくて。もっとシンプルに。
可笑しいから笑う。歌いたいから歌う。歩きたいから歩く。
それでいいんじゃないでしょうか。
そうやって赤ちゃんが生まれてくれる日を待ちましょう。
と、このように言っております。
これって、「ニュートラル」であり、「喫茶喫飯」でしょう。
仕事でも遊びでも没頭していれば、その時間を楽しめます。
笑顔で仕事ができている人は、仕事と自分を一体化させているのでしょう。
お産も同じです。
めっちゃ笑顔でお産できる人は、まさにその瞬間に、お産と自分を一体化させて楽しんでいます。
「ニュートラル」と「喫茶喫飯」。
そのものを感じ、そのものを楽しむ。
参考にしてみてください。
次回もどうぞお楽しみに(*^^*)

2017.03.12  コーチング

『つぐお式出産』の基本は、「ソフロロジー式出産」です。
フジハラレディースクリニックは、日本ソフロロジー法研究会より正規認定施設とされており、私自身もソフロロジー式出産の認定指導医になっています。
ソフロロジーは、陣痛の始まりから赤ちゃんが生まれ出るまで、息を吐くことだけに集中して出産するスタイルの出産法です。
力任せにいきむお産とは異なり、赤ちゃんにもお母さんにも優しいお産です。
素晴らしい出産法だと思います。
ただ、「ソフロロジー式出産」のキャッチフレーズ「陣痛の痛みを出産の喜びに変えて」「ポジティブシンキングな出産方法」というのは、私自身あまり好きではありません。(認定指導医の私が言うのも変ですが)
よく自己啓発の分野などで「ポジティブシンキングでいこう!」「モチベーションを上げて!」など言われますね。似たようなものに「プラス思考で」「前向きに」という言葉があります。
実は、これらは最近ではあまり機能しない(役に立たない)ことがわかってきました。
そもそも、ポジティブシンキングに持っていかなければならなかったり、モチベーションを上げなければいけなかったりするということは、やろうとしていること自体が「ネガティブなこと」という前提になります。
つまり、これからやろうとしていることは「ネガティブなものである」ということを認めるところから始まり、それを「ポジティブなものに持っていこうよ」としている訳です。
これって、考えてみると二重にエネルギーが必要な気がしませんか?
この論法をお産に当てはめてみると。
お産は怖くて痛くて辛くて苦しい経験でありネガティブなものである。
それを赤ちゃんが生まれる喜びというポジティブなものに持っていこう!
ということになりますね。
なんか難しい気がしませんか?
産科医師やスタッフでも、分娩の現場で「痛い(ネガティブ)けど、頑張ろう!(ポジティブ)」という人もいますが、これだけでは出産するお母さんたちも乗り切れません。
第一、この考え方で行くと、私たち産科医やスタッフが、「お産の体験」を、ネガティブに捉えるところから、否定するところから始まっていることになります。
お産の持つ素晴らしさを一番理解して一番伝えなければならない立場の人間が、お産を否定するところから始まる。
私にはそういうことはできません。
お産とは本来、「怖くて痛くて辛いもの」ではなく、「楽しめて幸せで満足できるもの」です。
無理矢理にポジティブに持っていこうとするものではなく、お産自体をちゃんと楽しめるものです。
もっと楽に、軽やかに捉えてみましょう。
ポジティブでも、ネガティブでもない、「ニュートラルシンキングのお産」を私は推奨しています。
「ニュートラル」とは、言い換えれば「あるがまま」「自然体で」という意味です。
あなたがあなたのままで、気負わずお産そのものを楽しみましょう。
産科医やスタッフは、お産そのものの素晴らしさがわかってもらえるようにリードしましょう。
ニュートラルにそのものを感じる。そのものを楽しむ。
いかがでしょうか?
次回もお楽しみに(*^^*)

2017.03.09  コーチング

フジハラレディースクリニックのお産『つぐお式出産』は、究極的に言えば、「パラダイムシフトのお産」です。
「パラダイム」とは、「価値観の枠組み」です。
「価値観」については、説明するまでもないかもしれませんが、広辞苑によりますと、「個人もしくは集団が世界の中の事象に対して下す価値判断の総体」とあります。
価値観とは、それぞれに経験的に培われたり、勉強した知識や収集した情報から作られていくものです。
ですから、「これって、こういうもの」「それって、そういうもの」と個々に異なるものでしょう。
そういった価値観に枠組みのついているもの、これが「パラダイム」です。
そもそも、個々の「価値観」は目に見えないものですが、「価値観の枠組み」も当然目には見えないものです。
しかし、そういうものが存在することをまずは前提としてください。
「パラダイムシフト」とは、「価値観の枠組みを変えること」です。
一般的に、お産は、
怖くて痛くて辛いもの。
わあわあぎゃあぎゃあ、痛い痛い、と言いながらするもの。
と思われていることが多いです。
しかし、やっぱりこれも「パラダイム」なのです。
現に、フジハラレディースクリニックで出産される大半のお母さんは、無痛分娩でもないのに、陣痛があってもニコニコ笑顔で一回も痛い!とは言わずに出産され、赤ちゃんが生まれ出た直後に、ああ楽しかった!先生次のお産もよろしくお願いします!と言われることが多いです。
これは、当院で出産される方々は、「パラダイムシフトのお産を実践している」ということなのです。
少しコーチングを離れて、禅のお話をしてみましょう。
禅には「本来無一物」という言葉があります。「人間は生まれながらにして持っているものは何一つない」という意味です。
また他には「無一物中無尽蔵」という言葉があります。「何もないところにこそ全ての可能性が秘められている」という意味です。
「本来無一物、無一物中無尽蔵」と並べると、「人間は生まれてくる時何も持たないで生まれてくる。唯一持っているのは無限なる可能性である」という解釈となります。
そうです。生まれてきた時、赤ちゃんの時は、誰でも皆、無限なる可能性を持っているのです。
それを成長過程の中で、知らず知らず自分の可能性に制限をかけていっているのでしょう。
パラダイムシフトとは、価値観の枠組みを変える、だけで、あなた自身を変える必要はありません。
♪あなたはあなたのままで変わらずにいてください、そのままで♪と「22才の別れ」で風の伊勢正三が歌ったように?(これは関係ないか~)
コーチングで言う『パラダイムシフト』とは、「あなたがあなたのままで欲しい結果を手に入れる」ためのものです。
あなた自身を変える必要はありません。
見方や捉え方をほんの少し変えてあげるだけでいいんです。
次回からは、「パラダイムシフトのお産」につながるコーチング的センスについて、お話していきましょう。
どうぞお楽しみに~(*^^)v

2017.03.05  コーチング

ご存知の方も多いかもしれませんが、私は以前より
『広島のフジハラレディースクリニックより、いいお産を日本中に広め、日本を幸せに元気にする!』
とコミットメントしています。
コミットメントって何?と思われる方も多いと思いますが、辞書的には「関わり合う・関係する・約束する・誓う」という意味のコミット(commit)の名詞形です。
ライザップのCMでも「結果にコミットする」という表現が流れていますね。
経済界では「コミットメント経営」という言葉もあり、コミットメントは「到達目標」という意味で説明されることもあります。
しかし、私が岸英光さんのコーチング連続講座で学んだ「コミットメント」はそういうものではありませんでした。
コミットメントとは
「私はそう生きる。そう生きる自分として見てくれ!」
というものです。
声高らかに宣言するものです。
「到達目標」のような窮屈さは全くなく、もっともっと自由で軽やかなものです。
私のコミットメント『広島のフジハラレディースクリニックより、いいお産を日本中に広め、日本を幸せに元気にする!』についても。
広島のフジハラレディースクリニックから、ってそんな事お前にできるのか?
何を生意気なことを?
お前はそんな優秀な医者か?
何様のつもりだ?
などなど、例えば誰かから思われたり言われたりするかもしれません。
そうなると、そうだよなあ、俺みたいな奴にできる訳ないよなあ、と思ってしまうかもしれません。
しかし、例えば、純粋に世界平和や核なき世界の実現を希求して活動している人たちがいたとして、その人たちに向かって、そんな事やってたって世界中至るとこで紛争は絶えないし、核兵器もなくならないじゃないか!と非難されることはありません。
他人からの思われ方や評価を気にするよりも、自分が自分らしく、目標を掲げて生きていくこと、こちらの方がとても大事です。
それをさせてくれるのが、コミットメントです。
人間は皆、自分の発する言葉や声に引っ張られて生きています。
ですから、コミットメントは「自分を自分らしく引っ張ってくれるもの」です。
私は、私のコミットメントとして生きています。
窮屈なことは全くありません。
軽やかに自分らしく生きています。
あなたの人生のコミットメントは何ですか?
コーチングは、単なるコミュニケーションのツールではありません。
知れば知るほど、学べば学ぶほど、人生とは何か?生きるとは何だ?ということまで深く考えるようになっていきます。
さて、お産をする人は、自分のお産についてコミットメントしてみましょう。
世界で一番幸せなお産をするぞ!
ありがとうのお産をするぞ!
陣痛が強まっても、赤ちゃんの頭が股に引っかかっても、ずっと笑顔でやるぞ!
めっちゃ明るい、テンションの高いお産をするぞ!
先生に例に取り上げてもらえるような、伝説のお産をするぞ!
落ち着いて穏やかで、とびっきりいいお産をして、家族をびっくりさせるぞ!
何でも結構です。
コミットメントは、あなたがあなたらしく生きる宣言です。
軽やかにコミットメントして、あなたもいいお産をしましょう。
次回もどうぞお楽しみに(*^^*)

2017.03.02  コーチング

さて、今日のお話は、「コーチングとは?」です。

私は、以前コミュニケーショントレーニングネットワーク(CTN)の岸英光エグゼクティブコーチのコーチング連続講座に参加して、コーチングの基礎を学ばせてもらいました。
CTNのホームページには、岸英光さんから、このような説明があります。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
コーチングは、単に「質問の技術」ではありません。
情報伝達や意思疎通よりも『深いレベルのコミュニケーション』を通じて、人や組織が持つパラダイム(価値観の枠組み)へアプローチすることにより、人や組織が持つ無限の可能性を開き、突破的な行動をより軽やかに発揮できるオプティマル(理想的で最上)な状態を引き出します。
コーチングは、人の関わる分野であれば、ビジネスを始め教育、医療、看護、介護、スポーツ、文化教養、地域おこし、研究開発、ネットワーク創り等々、まだまだ応用範囲の限界が見きれないほどに、様々な場面に使えるセンスです。
私自身、こんなことが自分の人生に可能だと思わなかったことを幾つも手に入れています。そんなセンスに是非とも触れていただき、あなたの人生にもエキサイティングな質を加えていただきたいと思います。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

ちょっと難しいでしょうか?
何となく、わかるような、わからないような、どっちか言うと、よくわからない。
そんな感じでしょうか?
以前のCTNのホームページには、このような説明もありました。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
例えば、魚が欲しい人がいたとします。
その人に魚を与えるのではなくて、魚の捕り方を教えるとします。
これは「ティーチング」です。
その人に泳いでいる魚を観察させ、その人なりの魚の捕り方を編み出させる、これが「コーチング」です。
そうすれば、その人は、魚だけではなく、それを応用して、鳥も虫も捕れるようになるでしょう。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

いかがですか?
少しわかってきましたか?
コーチングとは、相手との対話の中から相手が何を成し遂げたいのかを見つけ、その実現に向けて自発的に向かうように導くコミュニケーションスキルです。
やり方よりも、あり方を探究していくものです。
ですから、これをお産に応用していくと。
お産の時に乗り切りやすいコツは、お母さんたちにお教えするにしても、
ただ単に「産み方」を教えたりするものではなく。
赤ちゃんがお父さんお母さんを選んでやってきてくれたこと。
お腹の中の赤ちゃんを一人の人として尊重し、妊娠中も接していくこと。
つわりを経験すること。
陣痛を経験すること。
お産を味わいつくし、楽しむこと。
赤ちゃんが生まれること。
家族が始まること。
ここに書ききれないほど、妊娠出産には、人生の学びが一杯つまっています。
でも、難しいことじゃないんです。
シンプルに、現実逃避せず、そこにちゃんと向き合い、一つ一つ見つめていけば、道が開けていきます。
難しい、と雰囲気だけで思わずに、きちんと見ていけば、ちゃんと通り抜けられます。
気楽にやることが肝心ですね。
そう言えば、つい最近あるお寺の掲示板にこう書いてあるのを見つけました。
『ハードルは高ければ高いほど、くぐりやすい』
結構笑いました~(*^-^*)
話を『お産とコーチング』にもどしますが、単に「産み方」ではなく、妊娠出産について「あり方」を探究していくと、意外とシンプルに、あっさり楽しめます。
極論すれば、これが『つぐお式出産』の正体?ですかね。
次回は、今のところ?コミットメントについてお話するつもりです。
お楽しみに(*^^*)

2017.02.26  コーチング

先日の『どんどん楽になってくる~めっちゃ笑顔のお産』のでも書きましたが、しばらく『お産とコーチング』についてお話していきたいと思います。
これからお話していく内容は、これから出産をする方々にも読んでいただきたいのですが、産科医療従事者とりわけ産科医の先生方にも読んでいただいて、参考にしていただければ幸いです。
今日は、お話の導入の導入。
フジハラレディースクリニックのお産『つぐお式出産』について、です。
ご存知の方も多いかもしれませんが、当院で分娩される方々は、分娩進行中に陣痛がある時でも、痛い!とは1回も言わずにニコニコ笑顔で出産される方も多く、赤ちゃんが生まれ出た直後に、ああ楽しかった!先生次のお産もよろしくお願いします!と言われることも多いです。
前回は他の病院で出産され、今回はフジハラレディースクリニックで初めて出産された方は、「前回のお産とは全然違う!」「すごく楽で楽しかった!」「初めて産んだ気がした!」「ここで産んだらもう他の産院は考えられない!」とよく言われます。
というより、このように言わなかった人はいない、ぐらいです。
普通に、客観的に考えてみたら、とても不思議な感じがしませんか?
無痛分娩をやってるんじゃないんですよ。
どこで産んでも、お産はお産。
陣痛が始まって、赤ちゃんが産道を通って、生まれる。
皆同じことをしているはずなのに、なぜ「全然違う」のでしょう。
『つぐお式出産』を説明する時に、私は、「ソフロロジー式出産」を基本に「胎内記憶」「コーチング」「禅」の要素を取り入れたもの、と言っております。
これだけ聞いても、何のこっちゃか、何の説明にもなっていないのですが。
「ソフロロジー」や「胎内記憶」「禅」の話は、また他に譲るとしまして、私が『つぐお式出産』として取り入れ実践している「コーチング」について、お話していこうと思います。
コーチングとは、シンプルで、現実的で、建設的なものです。
極論すれば、コーチングの考え方を取り入れているからこそ、フジハラレディースクリニックではいいお産ができている訳ですから、それをどのように取り入れ実践しているか是非お伝えしたいと思っています。
私は、当院でやっている『つぐお式出産』を世の中に広めたい、とは思っていません。
太郎先生がされれば「太郎式出産」で結構ですし、次郎先生がされれば「次郎式出産」でいいと思います。
その先生、その病院で、考え方も環境も違う訳ですから、それぞれに考える「いいお産」を実践していただけたらいいと思っています。
「いいお産」とは、出産されるお母さん、生まれてくる赤ちゃん、それを見守って応援するご家族、そしてそれをサポートする産科医療従事者、すべてが関わって創り上げていくいくものだと思います。
ですから、産む人の想い、だけではなく、産科スタッフとりわけ産科医の想いが重要です。
かと言って、そんなに難しいことではありません。
大学生時代、留年や国試浪人こそしませんでしたが、毎回再試を受け続け、卒業もギリギリできたような、頭の出来の悪い私でも、フジハラレディースクリニックで「いいお産」を創り上げていくことができているのですから。
(学生時代はクラブ活動や学祭委員会の活動ばかり頑張って全然勉強しない劣等生でした(*^-^*))
頭の悪い私でも(何回も言わなくていいか)できるのですから、他の方ができないはずもありません。
これから出産されるお母さん、お産を見続けていく産科の先生方、スタッフの方々のヒントになれば、私にとってはこの上ない幸せです。
今日は導入の導入。
次回は、導入として、コーチングとは?というお話をいたします。
どうぞお楽しみに。

2017.02.23  コーチング