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院長からのごあいさつ|広島市安佐南の産婦人科 フジハラレディースクリニック

P40台完備
朝8時から
診察中
ごあいさつ
皆様こんにちは。医療法人尉継フジハラレディースクリニック理事長・院長の牧尉太(まきじょうた)です。藤原紹生(ふじはらつぐお)先生より、19年続いた広島市安佐南区祇園のクリニックの想いを含め、2026年1月1日に継承いたしました。

明治20年(1887年)、社会は非常に貧しく福祉という考えもなかった時代に、日本で初めて孤児院を設立したのが石井十次でした。その活動を援助していた岡山県の備前香登(かがと)にあった五郎辺衛酢という名の酢を醸造していたのが十字屋商店です。商いを行いながら孤児救済に力を貸す同社の取り組みに感銘を受けたのが、私の曽祖父である牧利夫でした。
愛を持って奉仕の精神を受け継ぎ、岡山は真庭の地で開業したいと考えた利夫は、備前の十字屋商店ののれんを分けてもらい、真庭市(旧真庭郡落合町)に薪炭、精米、食料品を扱う「十字屋商店」を創業しました。創業してから後、利夫は真庭から備前まで遠路はるばる山を越え毎週米を運び、孤児救済の一助にと力を注ぎました。

祖父・父・兄の事業活動は私利私欲のためでなく、「受くるより与えるが幸いなり」の言葉の如く、地域社会において共に生かされている私たちにできることはないかという「共生」を経営理念として受け継いだ家業でした。
そんな曽祖父、会社を大きくした祖父、父と続く家系の次男として生まれた私は、中学2年生の時に、お世話になった人生で初めて受診した病院の白髪をたくわえたお医者さんによる心ある優しく凛々しい所作に刺激を受けて医師を志すようになりました。
藤原先生のお言葉を引用すると「氏名は使命」とも言われますが、「尉太」という名前には、正しくする、安んずる(安らかにする、安心させる、満足させる)という意味があるようです。私の産婦人科医としての使命は、女性の伴走的支援をどのような時期であってもしてさしあげたい、満足・安心してほしい、であります。これが私の外来や手術、お産の時のモットーです。

広島での新たな出発

2024年に藤原先生と出会い、人間的に未熟な私に多くのご指導をいただきながら、2025年10月に岡山大学を退職し、11月より広島にて常勤医として勤務を開始いたしました。新天地では初心に返り、改めて外来や分娩の奥深さに触れ、勉強させていただいております。

私の力不足によりご心配をおかけすることもございますが、このようなご縁に恵まれましたこと、本当に幸運に思っております。



笑顔の「つぐお式出産」

藤原先生を受け継ぎ、笑顔の「つぐお式出産」を実践しています。「つぐお式出産」により、当院で出産されるお母さんは、陣痛を伴う分娩進行中に無痛分娩ではないのに、1回も痛いとは言わずにニコニコ笑顔で出産される方も多くいらっしゃいます。
赤ちゃんが生まれ出た直後も「ああ楽しかった!」と言われる方がいて、私も喜びと驚きで目から涙とうろこが落ちる状況でした。 実際に、お産後にご家族の皆様とお話しすると「自分の時とまるで違う、こんな出産に立ち会うとは思わなかった」というお言葉をいただきます。当院に里帰りでつぐお式出産を希望される方も大歓迎です。
母親学級や父親学級では、楽しく学べる時間や居心地のいい空間を提供し、発信し続けています。

診療案内
私は、前任地で2015年から専門医として出産・新生児領域で中心的な役割を担ってまいりました。2019年には女性ヘルスケア外来を設立し、骨盤臓器脱の難治症例に対する手術を手がけており、術後の再発を認めない治療成績については、ご紹介いただく先生方から評価をいただいておりました。2023年からは産科部門長として、さまざまな重症周産期症例に対応し、一人ひとりの患者さんにきめ細やかな対応を心掛けてまいりました。
また、医療システムのデジタル化も私のライフワークでした。後期研修医時代、「なぜ命を扱う医療現場で、時間短縮を目指すデジタル化が進んでいないのだろうか」という課題感を抱いていました。この想いから、システム開発に従事し、妊産婦緊急搬送補助システムを開発。2019年より岡山県内全ての産婦人科施設と救急車で実装を開始しました。その結果、危険な状態での対応時間を平均7分30秒も短縮することができました。現在は広島県の一部や群馬県にも導入が広がり、高齢者施設からの搬送にも活用されています。
そして、2022年からは岡山県吉備中央町の「デジタル田園健康特区」アーキテクトとして、救急医療や母子保健デジタル化など町全体のデジタル施策にも携わり、利用者に喜ばれておりました。デジタルはあくまでも手段ですが、一人でも多くの命と健康を守るために、これから当院でも便利なコミュニケーション手段として活用に取り組んでまいります。
当院での診療は、妊婦健診および分娩を中心に、産婦人科診療・手術、女性のヘルスケア悩み相談・治療・手術、子宮頸癌・体癌検診などを行っております。どうぞ気軽にご相談ください。集学的な対応が必要とされる患者さん、ハイリスクな妊産婦さん、施設の特性から高難度な手術を必要とする方、婦人科癌の手術が必要な患者さんは、高次医療機関と連携施設として登録しておりますので、ご紹介させていただきますのでご安心ください。

患者さんへの想い
私の診療において大切にしていることは、「今」だけでなく「これから」を見据えることです。帝王切開を経験された方、これから出産を迎える方、そして産後や子育て、その後の人生を歩むすべての女性に寄り添い、最善の言葉・医療を届けることを使命として日々の診療に臨んでおります。
今後も一人ひとりの患者様に誠実に向き合い、冷静にその場の状況を見極めながら精進してまいる所存です。 一方でまだまだ未熟者です。皆様から「人となり」を学ばせていただいております。小さいことでも気になることはどうぞ隠さずいってくださいね。
そして病院に慣れるかな、先生やスタッフの人たちはどんな感じの人なのだろうなど、不安も多いことでしょう。でも全く心配いりません。2〜3回通院して私や藤原先生とお話ししているうちに、昔から知っていたかのような居心地の良さを感じてもらえるようになることでしょう。どうぞご安心くださいね。


医療法人尉継 フジハラレディースクリニック
              理事長・院長 牧 尉太
牧 尉太Jota Maki
1982年10月29日埼玉県出身岡山県育ち(埼玉→岡山→大阪→京都→福山、石川→)
2001年3月岡山県立倉敷古城池高等学校普通科卒業 (中高ハンドボール部所属)
全力で部活と遊び高校生活を謳歌したため受験は当然失敗
医療職を目指し浪人中、営業職・トラック配送業・テレフォンアポインター・塾講師など色々こなす
2005年4月金沢医科大学医学部医学科 入学
渡航・留学歴話
2005年夏ハワイ大学  短期留学(ハワイ)
2006年夏イギリス留学 短期留学(イギリス・スペイン)
2009年夏デューク大学 短期留学(脳外科神の手で有名な福島孝徳先生にご指南)
2011年3月金沢医科大学医学部医学科 卒業
2011年4月恵寿総合病院初期研修医過程
2013年4月岡山大学病院 産科婦人科入局
福井県立病院産婦人科/恵寿総合病院産婦人科
2015年4月岡山大学病院 産科婦人科 医員
2017年4月岡山大学病院 産科婦人科 周産母子センター医員
2019年4月岡山大学病院 産科婦人科 助教 副教育医長・副外来医長・副病棟医長
2021年10月岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 医学教育センター多職種連携医療教育研究部門協力教員 (兼務)
2022年9月岡山大学病院デジタル田園健康プロジェクト 統括マネージャ(兼務)
2023年1月岡山大学病院 産科病棟医長
2023年5月岡山大学病院 産科婦人科 講師
2024年1月地域中核・特色ある研究大学強化推進事業(JPEAKS)取組2副責任者
2024年4月公益財団法人東京財団政策研究所 主任研究員(兼務)
2025年4月岡山大学学術研究院医療開発領域 新医療研究開発センター 講師
2025年10月31日岡山大学を退職
2025年11月1日医療法人つぐお会 フジハラレディースクリニック 入職
2026年1月1日医療法人尉継 フジハラレディースクリニック 院長・理事長就任
資格・免許
医師免許取得(第495525号)
日本産科婦人科学会認定専門医指導医
日本周産期・新生児学会 周産期(母体・胎児)専門医指導医
日本女性医学学会認定女性ヘルスケア専門医指導医
医学博士(医学)(岡山大学 甲第6127号)
厚生労働省臨床研修指導医
女性心身医学会認定医
厚生労働省指定オンライン診療研修修了
ALSO-Japan指定認定インストラクター(ディレクター)
J-CMELS認定コースディレクター
災害時小児周産期リエゾン
日本DMAT隊員
日本医師会認定産業医
専門分野
周産期医学全般(帝王切開縫合/前置胎盤癒着判断)
女性ヘルスケア(産後ケア,骨盤臓器脱,漢方,更年期など)
産科救急・教育・搬送システム
AI/IoT 関連
地域創生,医療DX
プロジェクトマネージメント
持続可能性Wellbeing施策
研究分野
帝王切開創部菲薄化予防解明
前置胎盤手術と癒着判断
妊娠糖尿病の病態解明
ビッグデータ解析
AI関連研究
産官学連携研究
周産期搬送補助システム「iPicss®」2019年5月7日~実装開始
母子手帳アプリ「Welovebaby ウィラバ」開発,2022年9月29日~実装開始
チームトレーニングシミュレーター「KONOHA®」開発,2022年完成
ひととなり:「GPと人」
「Coffee Doctor」