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『お産とコーチング』13~「横に置く」というセンス|広島市安佐南の産婦人科 フジハラレディースクリニック

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コラムカテゴリー: 妊娠, 出産, その他

広島のフジハラレディースクリニックからいいお産を日本中に広め、日本を幸せに元気にする!
このようにコミットメントしている私は、「お産は怖くて痛くて辛いもの」というパラダイム(価値観の枠組み)をシフトさせ、「お産は楽しくて幸せで満足できるもの」と感じていただけるような活動をしています。
お産を経験している人が言われるのなら、まあまあまだしも。
お産を一回もしたことない人でも「お産は怖い!」「お産は痛い!」と思っている人が多いです。
多い、と言うよりも、ほぼ定説となっていますね。
しかしながら、一回も経験したこともないのに、そう思っている、そう思い込んでいる、というのは不思議なことですね。
例えば、補助なし自転車に生まれて初めて乗って、最初からスイスイ乗れる人はいませんね。
何回も転んだりしながら、平衡バランスのとり方、ペダルを漕ぐ強さ、スピードなど、体験しながら、自分なりの補助なし自転車の運転の仕方を獲得していくものです。
そう。人間は体験しなければ何も得られないのです。
やってみて、味わって、そこを通り抜けなければ、到達できないのです。
しかし、そこを体験する前から、悪いイメージを先行させ逃避していては、何も始まらないし、行きたいところに到達することはできません。
お産も同じです。
とは言え、自転車のように転びながらでも毎日練習することはできませんが。
「お産は怖い!」「お産は痛い!」というイメージばかりが頭の中を占めていて、そのためにそこに居留まり前に進めないのはもったいないことです。
コーチングのセンスの中に、「横に置く」というセンスがあります。
やってもいないのに、やる前から、「お産は怖い!」「お産は痛い!」と思い込んでいるのはおかしなことですが、それでも百歩譲って、思っていてもいいから、その思いは一旦「横に置いて」前に進みましょう。
お産は怖い!痛い!という先入観のみに縛られているから、その先の楽しさや幸せに到達できないのです。
言い換えると、お産を経験して、痛くて怖くて辛かった人は、やる前からそう思っているから、結果的にもそうなっている、ということです。
ということは、最初からそう思っていない方が結果的にもいい、ということになります。
思っている人に、思うな!とは言えませんが、せめて、思っていてもいいから、横に置いておいて前に進もうよ~!と言うぐらいはできるのではないでしょうか。
「横に置く」というのは、「横に置く」だけなので、逃避ではありません。
ちょっとしたセンスなようですが、うまく使いこなせると、すごく効果的です。
覚えておいてくださいね。
次回もお楽しみに(*^^*)

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2019.05.13