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ブログ Page 10|広島市安佐南の産婦人科 フジハラレディースクリニック

TEL 082-850-1815

いやあ、最近めっきり寒くなったので、鴨鍋であったまりたいねえ、という話じゃないんですよ(*^-^*)
鴨鍋に日本酒でもあれば嬉しいですが、それはまあさておき。
相手を良い結果に導きたい時に、「絶対できると信じましょう」とか「自分はできると唱えましょう」と言う人がいますが、それは大体うまくいきません。
自分に対しても同じです。
分娩進行中のお母さんに対して、こちらから「落ち着いてやりましょうね~」とか「お産を楽しみましょう!」などと言った時に。
「ハイ!わかりました!」「楽しみます!」と軽やかに返事ができる人は、結果的に落ち着いて楽しいお産ができているようですが。
そうではなくて。
自分で自分に向かって言い聞かせるように、「落ち着いて落ち着いて落ち着いて」とか「できるできる」「楽しむ楽しむ」などと言っているお母さんたちは、あんまりうまくできないことが多いです。
価値観を無理矢理変えようとしても、特定の見方や考え方を無理に刷り込もうとしても、急にそのようにはシフトできないものなんです。
例えば。
陣痛があったら、それを耐えなければいけない、戦わなければいけない、ということは、そもそもありません。
陣痛があったら、苦しい顔をしなければいけない、ということも、もちろんありません。
「落ち着いて落ち着いて」とあまり思ってもいないのに自分に言い聞かせるよりも、軽やかに「ハーイ楽しみまーす」と言えれば、すごく楽にお産することができます。
それができないのよ、という方には、「かも」のススメです。
陣痛がある時に、自分に一杯「かも」を出してみましょう。
落ち着いてやってみてもいいかも。
楽しんでもいいかも。
ビデオ撮りながらお産してもいいかも。
吹き戻し吹きながらお産してもいいかも。
クラッカー鳴らしたりくす玉割ったりしてもいいかも。
めっちゃ笑ってやってもいいかも。
思いっきり遊びながらやってもいいかも。
ね。素敵でしょ。
「かも」は、「ねばならない」という窮屈さは全くなく、軽やかなものです。
「かも」は、魔法の言葉ですね。
困った時は、「かも」でブレークスルーしちゃいましょう!
イェイ\(^o^)/

2017.10.19  コーチング

赤ちゃんがやって来てくれた喜びはあると思いますが、お産については不安に思っている妊婦さんも多いことでしょう。
これまで、コーチングセンスとして「分別」「横に置く」についてお話したことがあります。
「お産について不安に思うこと」と「いいお産ができるかどうか」は別のことです。
不安に思っていても、満足いく楽しいお産はできることもありますし、不安に思っていなくても、満足いくお産はできないかもしれません。
この考え方や捉え方を「分別」と言います。
本当の意味での、「有ること」と「ないこと」にきちんと分ける考え方です。
とかく人間は、結びつけなくてもいい事柄と事柄を、頭の中で結びつけて、勝手に結論を決めてしまう傾向があります。
「分別」できたら、この不安を「横に置いて」おけば大丈夫です。
不安な気持ちがないのであれば、それはそれで楽チンです。
例えば、子どもの頃、補助なし自転車を初めて運転した時は、誰でも皆、転ぶんじゃないか、転んだら痛いんじゃないか、という不安と恐怖感で一杯だったでしょう。
やっぱり転ぶし、転んだらやっぱり痛いし。
でも大人になって、補助なし自転車に乗って、転ぶんじゃないか、痛いんじゃないか、と不安や恐怖一杯の人はあまりいないでしょう。
で、転ばないでしょう。
大人になっても、転ぶんじゃないか、転んだら痛いんじゃないか、と思っていたら、多分転ぶんじゃないでしょうか。
だから、不安に思っている方がうまくいかない、というのもあると思います。
しかし、不安であれば、必ずうまくいかない、ということはない訳で。
お産に対する不安感や恐怖心に、特別あがらうことなく、「不安でもいいんだよ」「怖くてもいいんだよ」「緊張してもいいんだよ」という気持ちで臨めばいいと思います。
「横に置く」というのは、打ち消している訳ではなく、「持ったまま」ということなのですから。
例えば、私はお産は不安だ、怖い。ハイ。マル。オワリ。
私は、いいお産をする!お産を楽しむ!
こんな感じです。
いかがでしょうか(*^^*)

2017.10.05  コーチング

「身の丈に合う」という言葉があります。
これは「衣服などが背丈、体の大きさにぴったり合っている様など」を意味する言葉で、転じて「分相応」という意味でも用いられます。
「身の丈に合った生き方」と言うと、自分自身をよく知り、謙虚さもあり、わきまえた、その人にちょうど合った生き方、ということになり、いい生き方のような感じがしませんか?
確かに、悪い言葉ではありませんが、コーチング的にはちょっと物足りない感じ(*^-^*)
だってそうでしょう。
今まで生きてきて、大体自分はこんな感じ、こんなもんだ、と決めてしまっている訳で、もしかしたら昨日までの自分より、今日からの自分はもっと違うかもしれない。
もっと大きなことができるかもしれないし、もっと元気かもしれないし、もっと輝いているかもしれない。
昨日までの自分を見て、「自分はこんなもんだ」と決めつけて「身の丈に合った生き方」をしていたら、これから上昇できるかもしれない可能性を、そこで止めてしまうかもしれないのです。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」という言葉があります。
これは「欲を出して同時に二つのことをうまくやろうとすると、結局はどちらも失敗する」という例えで、「一つの物事に集中せずあちらこちらに気を取られることへの戒め」の意味で使われることも多いです。
確かに、悪い言葉ではありませんが、やっぱりコーチング的には物足りない(*^-^*)
「一兎だけを追っても一兎も得ない」かもしれませんし、「二兎を追わねば一兎も得ない」かもしれません。
「二兎を追って二兎とも得られる」かもしれませんし、「二兎を追ってたら三兎目も四兎目も得られる」かもしれませんよね。
「身の丈に合った」「二兎を追う者は一兎をも得ず」的な考え方が、全く悪い訳ではありませんが、もしかしたら自分の可能性を狭めていることもあり得る、と思います。
前に、「自分」「私」というパラダイムのお話をしました。
案外、自分が自身のことを一番わかっているつもりで、一番わかっていないかもしれません。
そして、自分の脳が、自分の可能性を一番制限しているかもしれません。
例えば、自分は痛みに弱いタイプだし、前のお産の時も騒いだから今回も騒ぐに決まっている、お産を楽しもう!って言われても私はできる訳ないし、世界で一番幸せなお産なんて無理無理、など。
自分の価値をディスカウントする必要などありませんよ!!
身の丈に合ってなくても、身の程知らずでもいいんです。
二兎も三兎も四兎も五兎も追ってもいいんですよ。
お産の時は、家族全員に立ち会ってもらって、仲の良い友達も呼んで、とんがり帽子を被り、パーティー気分でクラッカー鳴らしたり、くす玉も割ったり、写真撮ったりビデオ撮ったり、赤ちゃんが生まれたら皆でバースデイソング歌ったり(^^♪
全部やっていいんですよ。
何にも遠慮することなんてありません。
コーチングセンスを存分に生かして、思いっきりお産を楽しみましょう!イェイ\(^o^)/
次回もお楽しみに♪

2017.09.17  コーチング

妊婦さんに「遠近感を利用してお産を見てみよう」と言うことがあります。
それはどういう意味かと言いますと、お産が始まった時「陣痛」にばかり意識が集中していると、段々苦しくなってくることがあります。
当院で伝説的なお産をした方で、出産するお母さん自らビデオカメラを手に持ち、股にあてがって赤ちゃんが生まれ出るところを撮影した人がいます。
よくそんな余裕があるなあ、と思う方もおられるでしょうが、この方は陣痛が始まって入院してみて、ちょっと余裕があるからビデオを自ら撮影しながらお産してみようかな、と思ったのではなくて。
陣痛が始まる前から、入院する前から、今回のお産は自らビデオを撮りながらお産してみよう、と決めていたのです。
入院して余裕があったからビデオ撮影したのではなくて、やることを決めていてビデオ撮影を実際にしてみたからこそ、余裕が生まれたのです。
通常は自分のお腹が邪魔して、出産中のお母さんからは赤ちゃんが生まれ出ていくところは見えないのですが、ビデオを撮影中はモニターに映っているので、お母さんも赤ちゃんが出ていくところがリアルタイムに見れるのです。
陣痛があって赤ちゃんが生まれてくれる訳ですから、ビデオを撮っていたって陣痛の強さや痛さがなくなることはありませんが、その強さや痛さよりも、わが子が生まれ出ていくところを見れることの喜びや感激が勝ってしまって、すごく楽しいお産ができてしまうのです。
だから、余裕のある人が余裕のあるお産ができる、のではなくて、余裕を作る人が余裕のあるお産ができるのです。
「集中」と「分散」という対語があります。
物事に集中するのはいいことですが、集中しすぎて周りが見えないことは良くないことです。反対に、周りにばかり気がいってしまって、肝心なことに集中していないのも良くないことです。
例えば、適当な距離を持ってピンポン玉を見たら、ああピンポン玉だな、と大きさも感じも認識できるともいますが、いきなりピンポン玉が目の前直前に現れたら、ああーー!!ってびっくりしてしまうでしょう。
でもそれを離れて見れば、何だピンポン玉か、と思う訳です。
「遠近感を利用してお産を見てみよう」というのは、陣痛ばかりに集中しないで、余裕を持ってお産を見てみよう、ということです。
それは、ビデオカメラで自ら撮影するのでなくても、お産をどう楽しもうかなあ、どう遊んじゃおうかなあ、三角帽子被ってパーティー気分でお産しちゃおうか、赤ちゃん生まれた直後にくす玉割ってバースデイソング歌おうか、などなど、楽しいことを考えたりやってみたりするだけで、余裕は簡単に作れます。
それにストップをかけているのは、あなたの脳ですよ。
パラダイムシフトのお産! 実践しましょう! 楽しみましょう(^^♪

2017.09.10  コーチング

妊婦健診や母親学級で「いいお産をしましょう!」「お産を楽しみましょう!」と言うと「ハイやります!」とか「ハイできます!」と明るく元気に答える妊婦さんも多いですが、一方で
「あの人たちにはできても、私にはできるかどうか…」
という人もおられます。
あの人たち、というのは、母親学級で妊婦さんに見てもらっている、当院の実際の出産シーンのDVDで登場するお母さんたちのことです。
そのお母さんたちは、皆さんニコニコして落ち着いて、明るく楽しいお産をしています(^_^)
ここでもやはり、「私」というパラダイムが邪魔をしているようです。
出産する病院や、立ち会ってくれる医師が違うなら、その不安もまだわかりますが、同じクリニックに通い、同じように妊婦健診や母親学級を受けて、同じ分娩室で、同じようにLEDのカラー照明があり、同じソフロロジーのBGMがあり、同じ医師に立ち会ってもらい、スタッフも同じであれば。
あの人たちができたなら、私にもできるはず!できて当たり前じゃん!
と思ってもいいような気もしますが、「私にはできるかどうか…」となってしまう人がいるんですね。
意識や言葉というのは面白いもので、物事を「できる・できない」というモードで考えたり言ったりしていると、「できる」人と「できない」人を作ってしまいます。
そういう捉え方は、自分の目の前に、知らず知らずハードルを作ってしまい、結果的にそのハードルを越えられず、「できない」ということになってしまうことが多いのです。
結果的に「できる」人は、物事を「できる・できない」のモードで捉えておらず、「する・しない」のモードで捉えています。
当院で出産される大半の方々は、いいお産・楽しいお産を「できる・できない」ではなく、「する・しない」で捉え、ただ「する」を選択されています。
だから結果的に、笑顔のつぐお式出産がニコニコとできちゃうんです。
考え方や発想がシンプルだったり楽だったりしないと、実際行うことも簡単になったり楽になったりしないものです。
世間的には、お産は「鼻から西瓜出すほど痛い」「一回死ぬよ」「二度と産みたくない」と言われることも多いですが、もしかしたら、お産を窮屈にさせたり、辛く苦しくさせているのは、自分自身の捉え方かもしれません。
いいお産・楽しいお産を「できる・できない」ではなく、「する・しない」で捉えてみましょう。
自分の目の前にある、高いハードルを取り除いて、楽しく楽チンにお産してみましょうね。
次回もお楽しみに~(*^^*)

2017.08.30  コーチング

妊婦さんとお話していると
「自分は痛みに弱いタイプだから」とか「私はビビリだから」
という人がいます。
自分で自身のことを分析するのはいけないことではありませんが、人は果たして一体どこまで自分のことがわかるものなのでしょう。
他人のことより自分のことの方がわかりづらく、もしかしたら永遠にわかり得ないものなのかもしれません。
まあ哲学的なことは置いといたとしても、自分で自分のタイプを決めつけてしまって、そのために力を発揮できないとしたら、それは勿体ないことでしょう。
お産に関しても、「痛みに弱いから」「ビビリだから」と最初から決めつけて思い込んでしまっていたら、おそらくほぼ確実に、怯えて怖がって騒いで、というお産になってしまうことでしょう。
「自分は痛みに強いタイプ」と思っている人も、実は同様なことが起こってしまいます。
実際の陣痛を経験してみて、私は痛みに強いタイプのはずなのに、この私が耐えられないなんて、これは尋常ではない何か異常なことが起こっているのでは?と、どんどんどんどん不安になっていってしまって、結局大騒ぎのお産になったりもします。
最初から「自分は〇〇」「私は△△」というパラダイムさえなければ、いいお産はできやすいですし、どちらかと言えば、そのパラダイムがいいお産になるのを邪魔している訳です。
コーチング的には、意識の中の文法では「自分」「私」は「否定語」になり得る、というお話をします。
例えば、急にある会の司会をやれ!と言われて「困ったなあ。自分は司会なんかやったことないし、元々人前は苦手だし。喋るだけじゃなくて、仕切ったりもしないといけないし。他の人にはできても、私はそういうタイプじゃないんじゃないかあ。」などと思ったとしましょう。
そういう時に、まあアナウンサーと比べるのは難しいかもしれませんが、笑福亭鶴瓶さんだったら、明石家さんまさんだったら、くりーむしちゅーの上田普也さんだったら、どんな感じでやるだろう、などと主語を置き換えてみましょう。
「そうねえ。鶴瓶さんだったらこんな感じで司会するかなあ。さんまさんだったらこういう感じで盛り上げるでしょうねえ。」
楽に色々案が出てくるかもしれません。
「自分」や「私」だったら、発想に限界があっても、それを他人に置き換えて想像してみたら、突破口が開けることもあります。
本当の自分を観るためには、ちょっとだけ「自分」を抜け出してみるのもいいんじゃないでしょうか。
ちなみに、そもそも「痛みに弱いタイプ」も「痛みに強いタイプ」もありません。
え?ないの?な~んだ、そうなの。と思ったら、何か力が抜けませんか。
頭で決めつけて頭でっかちにならず、心で感じて気楽にやりましょう。
次回もお楽しみに(*^^*)

2017.08.24  コーチング

♪夏は心のカギを甘くするわ ご用心
とまあ、昔の桜田淳子の歌を出すまでもなく?夏は用心してくださいね~と、私は妊婦さんによく言っております。
夏は太りやすい食べ物が一杯です。一般的に、夏は冬よりもフルーツを食べたり、ジュースを飲んだり、アイスクリームを食べたりする機会が多いので、太りやすくなります。太りやすい食べ物は、ゆるみやすい食べ物なので、妊婦さんからすると、子宮口がゆるんで早産しやすくなったり、陣痛がゆるく弱くなると微弱陣痛になり分娩時間が長くなったり出血が多くなったりします。またそういう食べ物は、逆子になりやすくなったり、精神的に不安定になり落ち着いたお産ができにくかったりします。
夏はご用心。お気をつけくださいね。(夏の初めに言わなくてごめんなさい)
さて、今日のお題は 『未来から今の自分を見てみよう!』
ずっとお話しておりますように、フジハラレディースクリニックでお産するお母さんたちは、分娩進行中に陣痛がある時も一回も痛い!とは言わず、ニコニコ笑顔で出産される方が多く、赤ちゃんが生まれ出た直後にも、ああ楽しかった!先生次のお産もよろしくお願いします!と言われることも多いです。
赤ちゃんが生まれる時に、赤ちゃんの頭が出始めたら、お母さんにそれを触ってもらっていますし、赤ちゃんの上半身が出てきたところで、両手を握手してもらっていますし、臍の緒を切りたいお母さんには切ってもらっています。
当院のお産を『つぐお式出産』と呼んでいますが、これら一連を全部やってしまうことを、「つぐお式出産のフルコース」と呼んでいます。
こういうお産をやってみると、赤ちゃんが出て行く感じがとてもよくわかるので、前は他の病院で出産していて次に当院で出産された方は、「初めて‘産んだ’気がした」と言われます。
そうやって生まれた赤ちゃんが大きくなって、こんな会話をするところを想像してみてください。
「お母さん、お母さん。私が生まれてきた時のこと覚えてる?教えて~!」
「ああ、覚えてるよ。お前が生まれる時にね。頭が出ようとする時ちょっとしんどかったわ。でもそこを抜けてくるとね。スルスルっと出ていって、肩が出て、体が出て、最後お前はお母さんを蹴飛ばしながら出ていったんだ。あの時の感触は今でも手に取るように覚えてるよ。お母さん楽しくて幸せな時間だったよ。」
「わあ、そうなんだ~。嬉しい~。お母さん、産んでくれてありがとう♪」
なんか素敵でしょ。
思い出は美しすぎて(^^♪という曲もありますが、美しすぎていけないことはなく、いい思い出は、十年経っても二十年経っても、永遠に色褪せることはありません。
もしもお産が、美しく楽しい思い出ではなく、陣痛と戦って陣痛を我慢して、今が終わってくれればいい、というただ苦しいだけのお産だったら、さっき言ったような素敵な親子の会話はあり得ないでしょう。
目先の美味しいフルーツやアイスクリームにばかり走るのではなく、またお産の最中に目の前の陣痛にばかりとらわれるのではなく、未来の素敵な会話ができる親子の光景を思い描いてみてください。
一味も二味も違う素晴らしいお産が出来上がることでしょう。
未来に思いを馳せたお産。いいもんだなあ、って思いませんか?
今は確実に未来につながっています。
『未来から今の自分を見てみよう!』 これもパラダイムシフトです!
次回もお楽しみに(^_^)

2017.08.20  コーチング

私は、外来で妊婦さんとお話をする時や、分娩進行中に妊婦さんとお話する時に、「頑張らないで」とよく言っています。
もう少し補足して説明すると「頑張る、よりも、楽しんで!」と言っています。
それは、「頑張る」よりも「楽しむ」方が、心も体も楽だからです。
趣味でスポーツをしたり、山登りをしたり、旅行に行ったりした時に、「頑張って」いますか?「楽しんで」いるんじゃないでしょうか?
その道を究めている人は、それが何であれ、ものすごい練習や修業をして、「頑張って」その道を究めているでしょう。
しかし、お産をするお母さんは、産科学の専門家になろうとしているのでもなければ、お産‘道’を究めようとしている訳ではありません。
当院でお産したお母さんたちは、「頑張っている」より「楽しんでいる」人が多く、中には「先生、私毎月産みたいです」とニコニコしながら言う人までいます(^_^)
そういう人には、私は「自分のプロフィール欄に『趣味お産』って書いといて~♪」と冗談で言ったりしています。
もちろん、頑張ってお産した人に対して、それを否定する気など毛頭ありません。
現に私は、お産し終わった後のメッセージカードには「赤ちゃんもお母さんもよく頑張りましたね」といつも書いております。
ですから「頑張らないで」というのは、赤ちゃんを出産し終えた人に言っている言葉ではなく、これから出産に向かう人へのアドバイスです。
コーチングは、コミュニケーションを通じて、相手が成し遂げたいことを見つけ出し、どうやったら実現できるかを探究し、行動を促し、実際に結果を創り出すことをサポートするスキルです。
「つぐお式出産」のお母さんは、赤ちゃんを産んだ直後に「楽しかった」「前回の他の病院で産んだ時より全然良かった」「大大大満足です」「初めて産んだ気がした(今までは産んだ、というより、終わった、という感じだった)」「また産みたい」などの感想が多いです。
例えば、頑張ったけど、「楽しくなかった」「不満足」「やっと終わってくれた」「もう二度と産みたくない」では、残念な気がします。
出産する過程において、「頑張る」よりも「楽しむ」ことに重きを置いている方が、結果的に楽だったり満足できたり、という妊婦さんが多いです。
産科医は、お産のコーチです。
妊婦さんがお産について欲しい結果が得られるようなサポートをする、これが私たちの仕事です。
「頑張る」というのは、「頑なに張る」と書きます。
字を見ただけでも大変そうです(*^-^*)
そんなに眉間にしわを寄せて、真剣に窮屈にやらなくても、遊び心を持って、楽しむ気持ちを持って、お産してみましょう。
その方がお母さんも楽ですし、赤ちゃんも喜びますよ。
結果はちゃんとついて来ます。どうぞお産を楽しんでくださいね♪
「頑張る」よりも「顔晴る」ですよ~(^_^)

2017.08.15  コーチング