
ご紹介するレシピは、当院で実際にお出しした料理です。
ご家庭でも是非お試しください。
五目煮副菜

(2人分)
人参 40g
ごぼう 40g
干し椎茸 2枚
こんぶ 1枚(10㎝角)※だしを取った後
煮大豆 15g
いんげん 2本
だし汁(干し椎茸・こんぶの戻し汁) 適量
醤油 大さじ1・1/3
みりん 少々
① 干し椎茸、こんぶは水で戻しておく(できれば一晩。うま味の濃いだし汁がとれる)。人参、ごぼう干し椎茸、こんぶをだいたい同じ大きさの角切りにする。いんげんは小口切りにする。
② 鍋に煮大豆、いんげん以外の具材を入れ、だし汁をひたひたになるよう加え、火にかける。沸騰したら弱火でコトコト煮る。
③ 具材に火が通ったら、煮大豆を加えさっと煮て、醤油、みりんで味をととのえる。いんげんを加えさっと火を通したら出来上がり。
~ひとくちメモ~
こんぶと干し椎茸の混合だしを使うとうま味が増します。
素材の甘味がしっかり出るように弱火でことこと炊いてから調味料を加えると味が染みやすくなります。

【材料】(2人分) 177 kcal/人
車麩 2枚
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だし汁 100cc
醤油 小さじ1
生姜(汁)小さじ1
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水溶き粉 適量
パン粉 適量
揚げ油 適量
ソース、酢醤油など(お好みで)
【作り方】
① 車麩はAに漬けて戻す。(Aで煮含めて戻すとよりジューシーに、味染みもよくなる)
② 戻した車麩の水気を絞り(1~2割ほど水分が残るかなという程度に)、1枚を3等分する。
③ ②を水溶き粉(地粉を同量の水で溶いたもの)にくぐらせ、パン粉をつける。揚げ油を中火に熱し、カラリと両面きつね色になるまで揚げる。
~ひとくちメモ~
車麩(くるまふ)は、北陸地方(主に新潟県)では
煮物などで定番の食材です。小麦粉と小麦たんぱく質(グルテン)から出来ているためとってもヘルシー♪
ソースや、酢醤油+大根おろし(油を分解してくれます)などをつけていただいてください。
フロランタンおやつ

(17×24㎝の天板1枚分)
<クッキー生地>
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全粒粉 60g
薄力粉 40g
てんさい糖 (きび砂糖)大さじ1
ベーキングパウダー 小さじ1/2
塩 ひとつまみ
アーモンドプードル 20g
なたね油 大さじ2
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豆乳 大さじ3
バニラエクストラクト 小さじ1
<キャラメルナッツ>
メープルシロップ 大さじ2
てんさい糖 大さじ4
水 大さじ2
なたね油 大さじ1
スライスアーモンド 1カップ
くるみ 1/2カップ
①ボウルにAを入れ混ぜ合わせる。なたね油を加えよく混ぜ、豆乳、バニラエクストラクトを加え混ぜる。
粉っぽさが残るようだったら豆乳(分量外)を加え調節する。
②オーブンペーパーに①をのせ、ラップをかぶせ3㎜厚さに伸ばし、天板に移す。ラップを外し、170℃に予熱したオーブンで12分焼く。
③鍋にメープルシロップ、てんさい糖、水、なたね油を入れて火にかけ、砂糖が溶けてぶくぶくと泡が立ってきたらアーモンドとくるみを加え、約2分木べらで混ぜる。
④②に③を広げてのせ、さらに15分焼く。
⑤焼きあがったら完全に冷まし、好みの大きさに切る。
【ひとくちメモ】
・全粒粉が入ることでよりザックリとした食感が楽しめます(無い場合は薄力粉のみでも作れます)。
・メープルシロップの優しい香りが香ばしさをより際立たせます
トーフグルトおやつ

(2人分) 73 kcal/人
豆腐 100g
甘酒 60g
レモン汁 大さじ2
りんごジュース(豆乳) 20~40㏄
塩 ひとつまみ
季節の果物 適量
① 豆腐を沸いたお湯で2分ほど茹で、重石をしてしっかり水気を切る。
② フードプロセッサー又はミキサーに甘酒、レモン汁、塩を加えなめらかになるまでよく撹拌する。
水気が足りなければりんごジュース(豆乳)を適宜足す。甘味が欲しい場合は、甘酒を加え調整する。
③ 器に盛り付け、カットした果物を添える。
~ひとくちメモ~
豆腐を使ったヨーグルト風のデザート。
甘酒のやさしい甘さとレモン汁の酸味がポイントです。
季節の果物を盛り付けると見た目も華やかに仕上がります。

【材料】(2~3人分)
赤飯:2人分
小豆水煮:100g
甘味料(てんさい糖、きび砂糖など):お好みに合わせて
自家製桜の塩漬け:10~20g分
【作り方】
① 桜の塩漬けを水に浸して塩抜きする。(この時の戻し汁はとっておく)
② 桜の花の部分だけをみじん切りにする。(花は飾り用にいくつか残しておく)
③ 小豆の水煮に、①で取っておいた戻し汁を加えて煮る。
ある程度水分が飛んだら甘味料を加えて、さらに水分をとばして餡子(あんこ)に仕上げる。
④ 赤飯に①の「桜のみじん切り」を加えて混ぜ、すりこぎ等でつく。
⑤ 1人分ずつラップに赤飯を広げて餡子(あんこ)をのせ、形よく包む。
⑥ 皿に盛り、②で残しておいた桜の花を飾って出来上がり☆
~ひとくちメモ~
・赤飯・桜の塩漬けは、市販品でもOKです☆
・赤飯の代わりに炊いた(小豆や赤米入り)もち米やご飯で作っても美味しいです。
(玄米や白米は圧力鍋で炊くとモチモチ感が出るので、より食感がお餅に近くなります♬)
赤飯を使うことで、自然な桜色に仕上げています。
桜の花と戻し汁でほんのり桜の香りがただよいます。
春のおやつにぴったり☺♪
梅しそひじき副菜

(2人分) 10kcal/人
乾燥ひじき 6g
人参(千切り) 20g
干し椎茸(戻して千切り) 1枚
梅干し 1個
醤油 少々
大葉 2枚
①ひじきは水で戻しておく。人参、大葉は千切り。
干し椎茸は水で戻して(戻し汁は取っておく)、千切りにする。
梅干しは種を取り除いて包丁でたたいておく。
②鍋にひじき、干し椎茸、人参を入れ、梅干しをところどころにのせる。
具材の1/3~1/2くらいまでだし汁(干し椎茸の戻し汁+水)を入れて、蓋をして10分ほど蒸し煮にする。
③材料が好みの固さになったら醤油をたらし、さっと混ぜ、火から下ろす。
粗熱が取れたら大葉を混ぜる。
~ひとくちメモ~
梅しそ風味でさっぱり。醤油味に飽きたら是非!
あたたかいままでも冷やして食べても美味しい☆
ひじきには鉄分やカルシウムなどミネラルが豊富なだけでなく、血を濃く・きれいにしてくれたり、体を温める作用もあるので、女性には特におすすめです!
茄子の蒸し焼き副菜

(2人分)
なす 1本(中)
油 小さじ1
☆お好みの薬味
生姜 ひとかけ
かつお節 適量
ねぎ(大葉) 適量
醤油 適量
① なすを縦半分にカットし、横1/2~1/3に切る。細身・小ぶりのなすであれば、そのままでも。
② 熱したフライパンに薄く油をひき、なすを並べる。
③ フタをして弱中火~弱火でじっくり、焼き色がつき中に火が通るまで両面焼く(片面約10~15分)。
④ すりおろした生姜、かつお節、ねぎ(大葉)など薬味をのせ、醤油をかけていただく。
~ひとくちメモ~
フライパンで簡単・焼き茄子風☆
じっくり蒸し煮にすることで、中は甘くとろとろ皮ごと食べられます♪
皮に含まれる「ナスニン」には抗酸化作用があります。
なすは、身体を冷やす働きがあるので、それらの作用を和らげてくれる薬味(ねぎ、生姜など)と一緒に摂るとよいでしょう。