
ご紹介するレシピは、当院で実際にお出しした料理です。
ご家庭でも是非お試しください。
ひじきの煮物副菜

2人分 40kcal/人
ひじき 10g
人参 20g
いんげん 1本
(絹さや)
ごま油 小さじ1
だし汁 60ml
醤油 小さじ1
みりん 小さじ1/2
①ひじきは水で戻す。人参は千切り。いんげん(きぬさや)をさっと茹で斜め切りにしておく。
②ごま油少々、ひじき、人参を加え炒める。だし汁をひたひたより少な目に加え、煮る。
③火が通ったら調味料を加えしばらく煮て出来上がり。少し鍋に置いたままで味を馴染ませて盛り付ける。上にいんげん(きぬさや)を飾る。
~ひとくちメモ~
ひじきは、鉄分の多い食品として知られていましたが、現在は製造方法の変化(鉄製釜からステンレス釜で調理されることが多くなった)により、鉄分含有量が減少しています。
植物性の食材から鉄を補給するにはビタミンCの多い食材や調味料を一緒に食べると吸収が良くなるためおススメです!
2人分 kcal/人
豆腐 140g
ミニトマト 4個
塩糀 大さじ1/2
①豆腐は軽く水切りをし、角切りにする。
②ミニトマトは半分に切る。
③塩糀と豆腐、ミニトマトを和える。
~ひとくちメモ~
味付けが塩糀のみの簡単レシピ!
作ってしばらく置いておくこと塩糀がよく馴染みます。
アマランサス和え副菜

2人分 74kcal/人
アマランサス 12g
水 34ml
あらめ 4g
青菜 120g
梅酢 小さじ2/3
亜麻仁油 小さじ1
①アマランサスは茶こしに受け洗い、小鍋に分量の水と共に加え中火にかける。火がまわったら塩をひとつまみ加え、蓋をして弱火にし、15分炊く。炊けたら火から下ろし10分程蒸らす。あらめを水で戻す。
②青菜を茹で、3㎝程度に切る。あらめも茹でる(形が大きかったり、長ければ切る)。
③①と②、調味料を混ぜ合わせる。味をみて足りなければ梅酢を足して調整する。
~ひとくちメモ~
アマランサスは、カルシウムと鉄が豊富に含まれる雑穀の一種です。小さくプチプチした見た目から魚卵に見立てた料理に使われたりします。
あらめは、海藻の仲間です。火が通りやすい為、和え物やサラダ、煮物などの料理に向きます。
切干大根のチヂミ副菜
2人分 111kcal/人
米粉 30g
長芋 60g
切り干し大根 12g
ニラ 20g
花えび 2g
なたね油 大さじ1
【合わせダレ】
酢 小さじ2
醤油糀 小さじ2
すりごま 2g
①切り干し大根は戻し、水気を絞り食べやすいよう切る。ニラは長さ1-2㎝に切る。合せタレを作っておく。長いもはすりおろす。
②ボウルにすりおろした長芋と米粉をよく混ぜる。
③②のボウルの中に具材を入れて、混ぜ合わせる。
④よく熱したフライパンにごま油を入れ、生地を流し入れ、両面色よく焼く。
⑤提供前にタレをかける。
~ひとくちめも~
多めの油を敷いてフライ返しで押さえつけ、できるだけ薄めになるように焼くとパリっと感が出て美味しくできますよ♪
板麩のチャンプル副菜

2人分 kcal/人
そうめん 50g
板麩 8枚
ニラ(ピーマン) 30g
酒 小さじ2
醤油 小さじ1/2
塩・こしょう 少々
ごま油 少々
①板麩は水で戻しておく。
②ニラは2㎝幅に切る。(ピーマンは細切りにする)
③鍋にお湯を沸かし表記通りそうめんを茹でて水気を切る。ごま油を加え和える。
④フライパンに油を敷き、野菜を炒める。火が通ったら③と①を加え、調味料で味を整える。
~ひとくちメモ~
板麩は高たんぱく低カロリーで、とてもヘルシーな食材です!
汁物に入れるのが一般的ですが味付けをしっかりしてお肉の代わりとしてアレンジしても美味しいですよ♪

〔2人分〕 113 kcal/人
なす 120g
厚揚げ 80g
大根 40g
大葉 2枚
ごま油 適量
▲酢 小さじ2
▲アガベシロップ 小さじ1/2
▲醤油 小さじ2
▲白すりごま 小さじ1
① ▲を合わせておく。
② 大根はすりおろし、大葉は千切りにする。厚揚げは油抜きし短冊切りにする。
なすは縦半分に切り、皮に隠し包丁を入れて、食べやすい大きさに切る(棒状など)。
③ フライパンに多めのごま油を熱し、なすと厚揚げをこんがり焼く。
④ お皿に取り分けて、大根おろしと合わせ調味料▲をかける。大葉を散らして出来上がり。
~ひとくちメモ~
なすと大葉が夏らしいさっぱりと食べられる一品です♪
アガベシロップは、砂糖やはちみつなどでも代用できます(量はお好みで調整してください)。
玄米ブッダボウルご飯もの

〔2人分〕 787kcal/人
玄米ご飯 2人分
キヌア(3倍の水分量で炊く) 大さじ1
亜麻仁油 小さじ1
梅酢 小さじ1(塩少々と酢小さじ1/2で代用可)
ふのり(わかめ)1g
南瓜 60g
きのこ類 40g
ハーブソルト(塩・こしょう)少々
オリーブ油 少々
トマト 60g
(ミニトマト)
豆腐 100g
塩糀 小さじ1
人参 60g
塩 少々
アップルビネガー(酢)小さじ1
ミックスナッツ 適量
オクラ(きゅうり) 60g
塩 少々
レタス(ベビーリーフ、スプラウト)適量
≪豆のファラフェル≫
水煮の小豆(金時豆)80g
オートミール 小さじ2
玉ねぎ 10g
ピーマン 10g
塩 少々
味噌 小さじ1/3
クミン、コリアンダー(パウダー)各少々
★ジンジャードレッシング
生姜 1/2片(6g)
味噌 小さじ2
甘酒 小さじ2
酢 小さじ2強
オリーブ油 小さじ2
① 玄米を炊いて、用意しておく。
② キヌアを洗い、3倍の水を加え炊く(沸騰したら弱火にし15分)。
ふのりは水で戻す。キヌアが炊けたら蒸らし、粗熱をとる。ふのり、亜麻仁油と梅酢を合わせ和える。
③ 南瓜は5㎜程度にスライスする(1人2枚ほど)。きのこは軸を除き小房に分ける (エリンギはカットする)
フライパンに油を熱し、南瓜をじっくりソテーする。空いたスペースできのこを炒める。
ハーブソルトをかける。
④ トマト、豆腐は角切りにする。塩糀を加え混ぜ合わせる。
⑤ 人参は千切りにし塩もみする。水気を絞り、酢とミックスナッツを加え混ぜ合わせる。
塩が足りなければ加え味をととのえる。
⑥ オクラはさっと茹で(又は生で)小口切り又は斜め切りにしておく。
(きゅうりの場合は小口切りにし塩もみして水気を絞る。)
⑦ レタス(ベビーリーフ、スプラウト)は洗い、水気を取っておく。
⑧ ファラフェルを作る。水煮の小豆(金時豆)を計量し、フードプロセッサーに入れる。
オートミールも入れ、攪拌する(すり鉢でも可)。玉ねぎ、ピーマンはみじん切りにする。
ボウルに滑らかにした豆とオートミール、玉ねぎ、ピーマン、スパイス、味噌、塩を加え混ぜ合わせる。
タネが硬いようであれば水やだし汁を少しずつ加え、まとまるくらいの硬さに調整する。
(水分が多すぎると揚げる時にバラバラになるので水分量に注意して加えてください)。
4㎝程度の大きさに丸める(1人3個ほど)。揚げ油を熱し、中火でこんがり色づくまで揚げる。
⑨ ドレッシングを作る。
生姜をすりおろし、調味料を加えよく混ぜる。小さいココットによそう。
【盛り付け】
玄米ご飯を大きめの器によそう。具材を彩りよく盛り付ける。
食べる際にドレッシングをかけていただく。
~ひとくちメモ~
ブッダボウルとは、穀物や野菜、豆類、ナッツなどを一緒に食べる、菜食丼(ヘルシーサラダボウル)のこと。
アメリカ西海岸発で、盛り付けられた様子がブッダのお腹を連想させることからその名がついたと言われています。
レシピの具材は、虹の7色(赤・橙・黄・緑・青・藍・紫)をイメージしています☆彡
ファラフェルは、豆を挽いてスパイスやハーブを加え丸め揚げた中東料理です。
ひよこ豆がよく使われますが、レシピでは小豆や金時豆を使用。大豆など他の豆を代用してもよいです♪
具材の準備に少し手間がかかりますが、見た目も鮮やかで作り甲斐があり、食べ応えも十分☆
時間がある時に、具材を作り置きしておくのもおすすめです。
他の具材やドレッシングもお好みのものに代えても構いません!
梅醤番茶お手当て

〔1人分〕
三年番茶 1杯分
梅干し 1/2個~
醤油 小さじ1/2~
生姜(絞り汁)少々
① 三年番茶を淹れる(茶葉をやかんで煮出すか、急須やティーバックで淹れてもよい。少し濃いめがおススメ)
② 湯飲み(コップ)に梅干しを入れよく潰す。醤油も加え混ぜ合わせる。
③ ②に三年番茶を注ぎよく混ぜる。生姜の絞り汁を少々加える(お好みで)
できるだけ熱いうちにいただくとよいです。
~梅醤番茶の効能~
血液の質を高め、消化、循環を助けます。体調を整え、体を温める飲み物です。
貧血、冷え性、生理痛、腹痛、低血圧、風邪のひき始め、疲れて食欲がない時(疲労回復)、甘い物を摂り過ぎた時、二日酔いなどにも効果的と言われます。
~ひとくちメモ~
・三年番茶:三年以上生育した番茶の木から作られており、血液を綺麗にして新陳代謝を促す効果があります。
カフェインが少ないので常飲に向きます。
・梅干し:甘味料が含まれていない昔ながらのものがおすすめです。
・生姜:加えることでより体が温まります。お好みで加えてください(お子さんには入れずに作られてください)
★お子さんには、3-4倍に薄めてあげてください。梅干しや醤油の量もお好みで調整してください。
美味しいと感じる濃さが体にも合っている、と言われます。