
ご紹介するレシピは、当院で実際にお出しした料理です。
ご家庭でも是非お試しください。
納豆長芋和え副菜
2人分(88kcal/人)
納豆 1パック
長いも 80g
塩糀 大さじ1/2
大葉 2枚
①大葉は千切りにする。長いもはいちょう切り。
②塩糀と納豆を合わせて、長いもを加え、なじませる。(冷蔵庫で冷やしておく)
③器に盛ったら千切り大葉をのせる。
厚揚げのから揚げ主菜
2人分(226kcal/人)
厚揚げ 240g
醤油 大さじ1
生姜 2g
にんにく 2g
片栗粉 適量
レモン 適量
①厚揚げを大き目の一口大に手でちぎる
断面に水分が感じられたらペーパーにくるんで水切りする。
※水分がないほうが味染みよく粉が水っぽくならずからっと揚がる。
②ポリ袋に厚揚げ、調味料を入れて馴染ませる。
③片栗粉を加えて全体にまぶす。
④中火でカリっとするまで揚げ焼きにする。
2人分(368kcal/人)
玄米 150g
キヌア 16g
梅酢 大さじ1
米酢 小さじ2
豆腐 80g
みりん 小さじ2
塩 少々
ターメリック 少々(控えめに)
干ししいたけ 2枚
ごぼう
(れんこん) 40g
人参 20g
だし汁 40ml
醤油 大さじ1/2
みりん 小さじ1
絹さや 2枚
①キヌアは茶こしに受け洗い、玄米に加え炊く。
②合わせ酢を合せておく。
炊けた玄米ご飯に合わせ酢を混ぜ酢飯を作る。
③絹さやはさっと茹でて斜め細切りにする。
豆腐はフライパンで崩しながら水分を飛ばすよう炒める。
みりん、塩、ターメリックを少々加え、豆腐そぼろを作る。
(ターメリックは時間を置くと色が濃くなる為控えめに)
④干ししいたけ、人参、ごぼうは細切り。(れんこんはいちょう切り)
具材とだし汁を鍋に加え煮る。おおおそ煮えたら調味料を加えさらに煮る(煮汁を煮飛ばすくらいまで)
⑤酢飯に④の具材を混ぜ合わせる。
味をみて足りなければ、梅酢、塩、甘味料(必要に応じて)を加えととのえる。
⑥器に寿司飯を盛り、上に豆腐そぼろと絹さやを盛り付ける。
分づき米ご飯ご飯もの

〔6人分〕 259 kcal/人
<三分づき米ご飯>
三分づき米 3合
水 圧力鍋:600ml〔米容量の1.1倍〕
土鍋・ステンレス鍋:760~800ml
〔米容量の1.4~1.5倍〕
塩 ひとつまみ
<五分づき米・七分づき米ご飯>
五分づき米・七分づき米 3合
水 圧力鍋:540~600ml
〔米容量の同量~1.1倍〕
土鍋・ステンレス鍋:700ml
〔米容量の1.3倍〕
塩 ひとつまみ
〔圧力鍋での炊き方〕
①お米を計量し、洗米する。洗米の最初に加えた水は素早く流し、2~3回水を替えながら洗う。
三分づき米は2~3時間程、五分づき米や七分づき米は1~2時間程度 浸水する。
②浸水したお米の水気をよく切り、圧力鍋に移し、分量の水、塩を加える。
圧力鍋の蓋をして中火にかける。圧力が上がったら弱火で3~4分炊飯する。
③炊きあがったら火から下ろす。圧力が下がったら蓋を開け、天地返しをして盛り付ける。
〔土鍋・ステンレス鍋での炊き方〕
圧力鍋の炊き方の①は同様。
②浸水したお米の水気を切り、鍋に移し、分量の水を加える。
鍋の蓋を少しずらしてのせ、中火にかける。少しグラグラしてきたら塩を加え蓋をする。
弱火にして15分程炊飯する。
③炊き上がったら火からおろす。15分ほど蒸らして蓋を開け、天地返しをする。
~ひとくちメモ~
★分(ぶ)づき米とは?
玄米の外側の糠の部分を削ったお米のこと。(つく=搗く→精米する という意味)
削る割合(分)により、三分→五分→七分と種類がある。(数字が大きくなるほど白米に近づく)
玄米の糠にビタミンやミネラル、食物繊維が多く含まれ、玄米より分づき米のほうが栄養価は下がるが、
白米より栄養価は高いことが特徴的。
白米のように手軽に炊けるため、玄米が食べにくい時、
お子様や高齢の方も一緒に食べられるお米としてもおすすめです。
玄米ご飯ご飯もの

〔6人分〕 260kcal/人
玄米 3合
水 600~700ml ※玄米の容量の1.1~1.3倍
塩 ひとつまみ
★炊飯時の水分量は、お米の品種や浸水時間などにより変わります。
初めて炊飯する場合は、1.3倍の水分量で炊飯してみてください。
炊き上がりの硬さにより、次回炊飯する際の水分量は調整して炊いてください。
〔圧力鍋での炊き方〕
①【洗米】ボウルに玄米を入れ、籾殻や傷んだお米を取り除いて、お水を注ぐ(できれば浄水がオススメ)。
表面の汚れを除くように手でやさしくかき混ぜながら洗う。水を替えながら2-3回洗う。
②【浸水】 最低30分、理想は半日~一晩水に浸す。長く浸すほど栄養価が上がり、消化吸収にも良い。
1日1回は水をかえる。
※気温が高い時期に長時間浸水する場合は、保存容器に移し冷蔵庫に置いておく。
③【炊飯】浸水させた玄米をザルにあげ水気を切り、鍋に移す。米の容量の1.1~1.3倍の水を加える。
圧力鍋の蓋をせずに中火にかける。ふつふつしてきたら、お塩を加え、蓋をする。
強火にして圧力がしっかり上がったら弱火にし、20~25分炊く。
④【蒸らし】炊けたらコンロから下ろし、圧力が下がるまで置いておく。
下がったら蓋を開け、天地返しをする。
〔土鍋・鋳物鍋・ステンレス鍋での炊き方〕
圧力鍋の炊き方の①は同様。
②【浸水】5~6時間(理想は半日~一晩)は浸水させる。1日1回は水をかえる。
③【炊飯】浸水させた玄米をザルにあけ水気を切り、1.5倍の水を加える。
お鍋を中火にかける。フツフツしてきたらお塩を加え、蓋をする。
弱火で45分程炊飯する。
④【蒸らし】炊けたらコンロから下ろし、15分ほど置いて蒸らす。
蓋を開け、天地返しをする。
〔炊飯器での炊き方〕
圧力鍋の炊き方の①は同様。
②【浸水】5~6時間(理想は半日~一晩)は浸水させる。1日1回は水をかえる。
(炊飯器の予約機能を使用する場合、水はそのままでもよい)
③【炊飯】浸水させた玄米をザルにあけ水気を切り、炊飯器の内釜の目盛りに合わせ水を加える。
(玄米モードがない場合、白米モードの内釜の目盛り+100mlほど多く水を加える)
炊飯スイッチを押し、炊飯する。
④【蒸らし】炊けたら天地返しをする。
(白米モードで炊いて硬めに炊けた場合、お水を足して再度炊飯する)
甘い野菜のスープ汁物

〔2人分〕 85kcal/人
玉ねぎ 40g
キャベツ 40g
かぼちゃ 40g
人参 40g
もち粟 10g
水 40ml
塩 少々
① 野菜はそれぞれサイの目切り(又は、みじん切り)にする。もち粟は目の細かいザルで洗う。
② 鍋に、玉ねぎ→キャベツ→かぼちゃ→人参の順に重ね入れる。もち粟を加え、水を鍋肌からゆっくり注ぎ入れる。
③ フタをして火にかけ、沸騰したら弱火にし、20分程煮る。塩で野菜の甘みを引き出す程度に味をととのえる。
~ひとくちメモ~
甘い野菜(玉ねぎ、キャベツ、かぼちゃ、人参)を使った穏やかな甘みのスープです。
弱火でじっくりコトコト煮込むこと+少しのお塩で、野菜の美味しさが引き出されます。
味噌を溶いて味噌スープとしても美味しくいただけます。
もち粟は、雑穀の一種でカルシウムや鉄が豊富に含まれ妊娠中や授乳中にもおススメ。
もちきび、ひえ、キヌアなど他の雑穀でもよいです☆
具材に火が通った段階で取り分けると離乳食にもなります♪
豆花おやつ
3~4人分 66 kcal/人
水 150ml
粉寒天 2g
豆乳 350ml
A
コーンスターチ 小さじ2
(片栗粉、葛粉でもOK)
★シロップ
水 100ml
てんさい糖 50g
生姜スライス 2枚(お好みで)
【作り方】
①Aを鍋に入れ、寒天がなじむよう混ぜる。火にかけ、ふつふつしてきたら弱火にし、混ぜながら数分煮る。
②Bを別のボウルでよく混ぜて、①の鍋に加える。火にかけ混ぜながらとろみがつくまで 煮る。型に流し、粗熱を取って冷蔵庫で冷やし固める。
③シロップの材料を鍋に入れ火にかける。砂糖が溶けたら火から下ろし冷ましておく。
④豆花が固まったら、器に盛り付け、③のシロップをかける。
~ひとくちメモ~
豆花(ドウファ)は、豆乳をゆるく固めて食べる料理(豆乳プリンのようなイメージ☆)。台湾や中国などアジア各地で食べられています。レシピのように甘いシロップをかける食べ方の他、醬油(だし醤油)などをかけて食べる楽しみ方もあります。
シロップの砂糖を黒糖に変えたり、生姜を加えたりすると風味が加わり美味しいです☆彡
オートミールクッキーおやつ

25枚分 216kcal(5枚分)
〈A〉
オートミール 60g
全粒粉(又は薄力粉) 90g
〈B〉
なたね油 大さじ3
豆乳 大さじ3
メープルシロップ 大さじ2
→※砂糖で代用可。その場合は豆乳大さじ1~2追加する
くるみ 大さじ2
レーズン 大さじ2
塩 ひとつまみ
【下準備】
・オートミールはすり鉢又はフードプロセッサーを使って粉っぽくする。くるみはローストして刻んでおく。レーズンも粗く刻んでおく。
【作り方】
① A、Bそれぞれ別々のボウルに量る。それぞれ泡だて器でかき混ぜる。
② BにAを加えヘラでさっくりと混ぜる。くるみとレーズンを加え混ぜ合わせる。
③ クッキングシートを敷いた天板に生地を落とし、間をあけて並べていく(生地が硬めの場合、手で丸めて平らにしてから置いても良いです)。170℃に予熱したオーブンで20分焼く。
~ひとくちメモ~
オートミールと全粒粉のざっくり感がおいしい素朴な甘さのクッキーです。全粒粉が食感や風味のポイントですが、なければ薄力粉で代用しても構いません。