
ご紹介するレシピは、当院で実際にお出しした料理です。
ご家庭でも是非お試しください。
ココアアーモンドクッキーおやつ

(約20枚分)
◇薄力粉 110g
◇キャロブパウダー 20g
(ココアでも代用可)
◇てんさい糖 30g
◇塩 ひとつまみ
◆豆乳 大さじ3
◆なたね油 大さじ3
スライスアーモンド 20g
(150℃10分程で軽くローストしておく)
①◇と◆それぞれ別のボウルで計量し、それぞれ泡立て器でよく混ぜ合わせておく。
②◇に◆を入れ、ゴムベラでさっくりと混ぜる。
③粉気がなくなってきたら、アーモンドスライスを加えさっと混ぜる。
ラップの上で3×3cm角で長さ20cmの棒状にまとめ、ラップに包んで冷凍庫で2時間ほど凍らせる。
生地が多少ポロポロしていてもラップに包んで作業しているうちに馴染んでくる。
④凍った生地を冷凍庫から出し、包丁がスッと入るくらいの硬さになったら、8mm幅にスライスして天板に並べる。
切り分ける時に生地が多少崩れても天板上できゅっきゅっと手で形を整えればよい。
⑤160℃に予熱したオーブンで30分焼く。
⑥焼けたらオーブンから取り出し、天板にのせたまま冷ます。
~ひとくちメモ~
香ばしいアーモンドがアクセントのざっくりとした食感のクッキーです☆
キャロブパウダーとは、いなご豆を乾燥し粉状にしたもの。
ノンカフェインでカルシウム、鉄分、食物繊維を多く含みココアの代わりに用いられることが多いです。
きなこクッキーおやつ

(約20~25枚分) 193kcal/人(5枚分)
▽薄力粉 100g
▽きなこ 30g
▽てんさい糖 30g
▽塩 ひとつまみ
▼豆乳 大さじ3
▼菜種サラダ油 大さじ3
①▽と▼の材料をそれぞれ別のボウルで計量し、それぞれ泡立て器でよく混ぜ合わせておく。
②▽に▼を入れ、ゴムベラでさっくりと混ぜる。
③粉気がなくなり生地がまとまってきたら3×3cm角長さ20cmの棒状にし、ラップに包んで冷凍庫で2時間ほど凍らせる。
④凍った生地を5~7mm幅にスライスし天板に並べる。多少生地が崩れても手できゅっきゅと形を整えれば大丈夫。
⑤160℃に予熱したオーブンで25分焼く。
⑥焼けたらオーブンから取り出し、天板にのせたまま冷ます。
~ひとくちメモ~
ザクザクとした食感が楽しい素朴なクッキー☆
油、お砂糖控えめのやさしいおやつです。

(2人分) 45 kcal/人
さつまいも 60g
あらめ 4g
醤油 少々
①さつまいもは食べやすい大きさに切る。
あらめはさっと洗っておく。
②鍋にあらめの上にさつまいもを重ね入れ、ひたひたの水を加える。
③蓋をして弱火でゆっくり火を通す。
さつまいもが柔らかくなったら鍋肌から醤油を回し入れ、水分が飛ぶまで煮る。
~ひとくちメモ~
あらめは、大きくて固い海藻で、昆布の仲間です。
細切りにし、茹でて乾燥してあるものが多く、水で戻す必要がなく煮る時間も少なくて済みます。
甘くやさしい味で、たんぱく質、ビタミンA、B群、カルシウムや鉄分などのミネラルが豊富です。
かぼちゃや玉ねぎ、人参などと煮てもおいしいのでぜひお試しください。

(2人分) 85kcal/人
人参 80g
玉ねぎ 60g
赤レンズ豆 10g
オリーブ油 小さじ1/2
水 200㏄
野菜コンソメ 適宜
豆乳 100㏄
塩 小さじ1/2
①赤レンズ豆は水が濁らなくなるまで洗っておく。
人参と玉ねぎは適当な大きさに切る。
②鍋でオリーブ油を温め、玉ねぎ、人参の順に炒める。途中、塩をひとつまみふる。
③玉ねぎが透き通ったら、赤レンズ豆、水、野菜コンソメを加えて蓋をし、具材がやわらかくなるまで煮る。
④ミキサー(又はブレンダ―)で全体をなめらかなポタージュ状にする。
⑤豆乳を加え煮立たせないように温める。塩を加え、味をととのえる。
~ひとくちメモ~
赤レンズ豆はゆでるとジャガイモのようなホクホク感があります。
味にくせがなく、水戻しもいらないので様々なお料理に手軽に使えます。
食物繊維、鉄分、ビタミンB群を豊富に含んでおり、高タンパク低カロリーな食材の一つです。
豆乳を入れてから沸騰させると分離してしまうので、温めすぎないよう注意しましょう。
小豆かぼちゃ副菜

(2人分) 132 kcal/人
かぼちゃ 100g
小豆の水煮 60g
塩 ひとつまみ
①かぼちゃを一口大に切る。
鍋にかぼちゃを並べ塩を全体にふり、水をひたひたより少なめに入れ、火にかける。
沸騰したら弱火にしてコトコト炊く。(水分が少なくなるようだったら、水を適量加えてください)
②かぼちゃにあらかた火が通ったら、小豆の水煮を加え、さらに煮る。
小豆に火が通ってかぼちゃと馴染んだら出来上がり。
※小豆(乾燥・生)から煮る場合
小豆(1/3カップ)を洗い、鍋に1カップの水と共に入れる。
火にかけ沸騰したら弱火にし、小豆が柔らかくなるまで煮る。
かぼちゃを加え火が通るまで煮る。
~ひとくちメモ~
かぼちゃには、ビタミンC、βカロテン、カリウム、食物繊維が豊富に含まれます。
また小豆にもカリウム、食物繊維が豊富。一緒に摂ることでむくみ予防や便秘改善などの効果が期待できます。
妊娠中や産後にとっても心強いメニューです。
玉ねぎの味噌炒め副菜

(2人分) 38 kcal/人
玉ねぎ 150g
味噌 小さじ2
(使用する味噌により要調節)
大葉 1枚
①玉ねぎは中心から放射線状に約5mm幅のくし切りにする。大葉は千切り。
②フライパンに少量の水(分量外)を入れ、玉ねぎ、その上に味噌をのせ、フタをして弱火で蒸し炒める。
途中焦げそうになったら水を少量ずつ加える。
③玉ねぎが透き通りしんなりしたら、味噌が全体に絡むよう炒める。器に盛り、大葉を上に飾る。
~ひとくちメモ~
ゆっくり火を通すことで出てくる、玉ねぎの甘みを生かしたお料理です。

(2人分) 118kcal/人
かぼちゃ 160g
玉ねぎ 60g
玄米ごはん 60g
水 360㏄
塩 少々
①かぼちゃは種とわたを取って、一口大に切る。玉ねぎはみじん切りにする。
②鍋で玉ねぎを弱火でしんなりするまで炒める。焦げそうになったら少し水(分量外)を加えながら炒める。(水炒め)
③鍋にかぼちゃと水160ccを加えフタをし、やわらかくなるまで15分ほど蒸し煮にする。
④鍋の中で木べらやマッシャー等を使ってかぼちゃをマッシュし、残りの水と玄米ご飯を加え、とろみがつくまで煮る。
⑤塩でかぼちゃの甘みを引き出すように味をととのえる。
~ひとくちメモ~
かぼちゃは皮つきのままでOK。
調味料は塩だけ!かぼちゃの甘みと玄米の食感が美味しい♪離乳食にもおすすめです。
ごぼうの梅煮副菜

(2人分) 30 kcal/人
ごぼう 1/2本
梅干し 1~2個
すりごま 小さじ1
①ごぼうは4㎝ほどの長さに切る(太い物はさらに縦半分又は縦4等分に切る)。
梅干しは種と果肉を分け、果肉は包丁でペースト状にたたいておく。
②鍋にごぼうとひたひたの水を入れる。梅干しの果肉をごぼうの上にまんべんなく置き、梅干しの種も入れる。
③蓋をして弱火にかけ、ごぼうが柔らかくなるまで煮る。途中水分がなくなり焦げそうなら水を加える。
④水分をとばし、すりごまを加えて全体を混ぜる。
~ひとくちメモ~
弱火でゆっくりと火を通すことで、ごぼうの甘味を引き出します。あく抜きの必要はありません。
梅干しには、疲労回復効果の期待できるクエン酸が含まれます。また、腸を強化し、血液中の(主に砂糖などの食べ物による)酸を中和してくれる作用もあると言われます。梅干しは、甘味料不使用のものをおススメします。