
(冬)雪鍋副菜

【材料】 (2人分) 140 kcal/人
大根おろし 約3/4カップ(約140g)
豆腐 140g
塩 ひとつまみ
① 大根の皮は剥き(ミネラル分が多いため)、すりおろし、豆腐は角切りにする。
② 鍋に大根おろしを入れ、塩をひとつまみ入れる。
③ 蓋をして7~8分弱火にかける。
大根おろしがふつふつ煮えて淡雪のようになったら、豆腐を入れて5~6分弱火にかける。
~ひとくちメモ~
薬に頼らずに体の不調を直していくお手当の代表的なメニューの一つです。
肝臓に溜まった脂肪やコレステロールを分解する手助けをしてくれます。

(2人分) 75 kcal/人
大根 160g
板こんにゃく 100g
生姜 少々
ごま油 少々
味噌 大さじ1
みりん 大さじ1
酒 大さじ1
だし汁 少量
ねぎ 少々
① 大根は1㎝幅のいちょう切りにし、板こんにゃくは約は1cm幅の一口大に切る。
② 鍋にごま油を入れ、大根、板こんにゃくを炒める。味噌、みりん、酒を混ぜて鍋に入れる。だし汁を少量加え、弱火で煮込む。
(味が薄い場合は味噌で味をととのえてください)
③ 大根がやわらかくなったら、すりおろした生姜を入れ、少し煮込む。
④ お皿に盛り、ねぎを散らす。
~ひとくちメモ~
煮込んだ後、火を切ってしばらく味を染み込ませるとより美味しくいただけます。
厚揚げなどを加えても美味しいです。

(2人分) 67/kcal
ずいき 12g
油揚げ 20g
人参 60g
いんげん 2本
だし汁 100㏄
醤油 小さじ2
①ずいきを熱湯に浸して戻す(15分程度)。
熱湯から上げて水にさらして15分程置く(さらした水が茶色くなるようであれば、再び水にさらす)。
水気を絞り、3-4㎝に切る。
②油揚げは油抜きし細切り、人参も細切りにする。
いんげんはさっと茹でて斜め切りにする。
③鍋に具材を入れ、だし汁を加え火にかける。
具材に火が通ったら醤油(お好みでみりんなど)を加え煮る。煮汁が少なくなったら火を止める。
しばらく置いて味を馴染ませて盛り付ける。
~ひとくちメモ~
・ずいきとは、里芋の茎を乾燥させたもので、芋がらとも呼ばれる。カルシウムが特に多く含まれる食材の一つ。
古くから「古血を洗う」と言われ、産後の回復を早めてくれる食材として知られています。
・ずいきにはアクがあるのでしっかりアク抜きしてから調理すると独特のエグミが少なくなり美味しく調理できます。

(2人分) 45 kcal/人
さつまいも 60g
あらめ 4g
醤油 少々
①さつまいもは食べやすい大きさに切る。
あらめはさっと洗っておく。
②鍋にあらめの上にさつまいもを重ね入れ、ひたひたの水を加える。
③蓋をして弱火でゆっくり火を通す。
さつまいもが柔らかくなったら鍋肌から醤油を回し入れ、水分が飛ぶまで煮る。
~ひとくちメモ~
あらめは、大きくて固い海藻で、昆布の仲間です。
細切りにし、茹でて乾燥してあるものが多く、水で戻す必要がなく煮る時間も少なくて済みます。
甘くやさしい味で、たんぱく質、ビタミンA、B群、カルシウムや鉄分などのミネラルが豊富です。
かぼちゃや玉ねぎ、人参などと煮てもおいしいのでぜひお試しください。
小豆かぼちゃ副菜

(2人分) 132 kcal/人
かぼちゃ 100g
小豆の水煮 60g
塩 ひとつまみ
①かぼちゃを一口大に切る。
鍋にかぼちゃを並べ塩を全体にふり、水をひたひたより少なめに入れ、火にかける。
沸騰したら弱火にしてコトコト炊く。(水分が少なくなるようだったら、水を適量加えてください)
②かぼちゃにあらかた火が通ったら、小豆の水煮を加え、さらに煮る。
小豆に火が通ってかぼちゃと馴染んだら出来上がり。
※小豆(乾燥・生)から煮る場合
小豆(1/3カップ)を洗い、鍋に1カップの水と共に入れる。
火にかけ沸騰したら弱火にし、小豆が柔らかくなるまで煮る。
かぼちゃを加え火が通るまで煮る。
~ひとくちメモ~
かぼちゃには、ビタミンC、βカロテン、カリウム、食物繊維が豊富に含まれます。
また小豆にもカリウム、食物繊維が豊富。一緒に摂ることでむくみ予防や便秘改善などの効果が期待できます。
妊娠中や産後にとっても心強いメニューです。
ごぼうの梅煮副菜

(2人分) 30 kcal/人
ごぼう 1/2本
梅干し 1~2個
すりごま 小さじ1
①ごぼうは4㎝ほどの長さに切る(太い物はさらに縦半分又は縦4等分に切る)。
梅干しは種と果肉を分け、果肉は包丁でペースト状にたたいておく。
②鍋にごぼうとひたひたの水を入れる。梅干しの果肉をごぼうの上にまんべんなく置き、梅干しの種も入れる。
③蓋をして弱火にかけ、ごぼうが柔らかくなるまで煮る。途中水分がなくなり焦げそうなら水を加える。
④水分をとばし、すりごまを加えて全体を混ぜる。
~ひとくちメモ~
弱火でゆっくりと火を通すことで、ごぼうの甘味を引き出します。あく抜きの必要はありません。
梅干しには、疲労回復効果の期待できるクエン酸が含まれます。また、腸を強化し、血液中の(主に砂糖などの食べ物による)酸を中和してくれる作用もあると言われます。梅干しは、甘味料不使用のものをおススメします。